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2008年4月

2008年4月30日 (水)

仕事のスタンス

先日、どこかの会社の社長が「仕事を休みたければ辞めろ」みたいなことを言って物議をかもしだしているようですが、まあさすがに「休みたければ辞めろ」とは言い過ぎでしょうし、たとえ心の中でそう思っていても口には出さないものですが(僕がそう思っているわけではないので勘違いなさらぬように)、経営者と従業員とでは結局「仕事」というものの捉え方がそもそも根本から違っているので、お互いが同じ意識でやっていくことは未来永劫不可能だと思います。

CGクリエーターでも、いち企業の従業員として働いているのと、独立して自分の名前を看板にかかげてやっていくのとでは、仕事に対する考え方が全く違ってきます。僕自身もそうでしたが、従業員からしてみれば、できるだけ楽しく、みんな仲良くのんびりと仕事をやりたいと思うでしょう。いわば学校のサークル的なノリですよね。対して経営側にとって仕事とは、猛烈な業界の競争に勝ち抜いて行くための「戦争」なわけです。サークル活動と戦争とでは、それをやる意味あいが全く異なります。この意識の差は、お互いある程度歩みよることはできても、一致することは決してないでしょう。

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2008年4月29日 (火)

Mi.to

一昨日SLRマクラーレンのことをここに書いたからなのか、昨日麻布十番のガソリンスタンドで給油中のSLRマクラーレンを目撃してしまいました。こちらは車に乗っていたので、一瞬で視界から消えてしまいましたが、もう少しじっくり見てみたかったです。僕の中でのもうひとつのナンバー1車、アルファ・8Cに似た小型車が発売されるそうですね。「Mi.to(ミト)」という名前で、下の写真がそうです。


Mito

確かにフロント部分とリアのランプが似ています。最近のアルファロメオはいかつい顔つきの車ばかりだったので、この可愛らしさは日本でも受けるんではないでしょうか。値段は不明ですが、多分200万円台になるでしょう。

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2008年4月27日 (日)

夢のクルマ

ここ1週間ほど、すごく忙しい日々を送ってます。今日で会社に泊まって5日目です。このブログが更新されないときは、忙しくて書く時間がないか、休日で会社に行ってないのかのどちらかです。

僕と同じくらいの、60年代後半~70年代前半に生まれた男性は、たいがい第1次スーパーカーブームの洗礼を受けてるわけです。フェラーリ512BBとかランボルギーニ・カウンタックといった夢のような車に、当時の子供は陶酔しました。でもほとんどの人は年をとるうちにスーパーカーのことなど忘れてしまうもので、実際僕もそうでした。それが大人になって就職し、少し無理をすれば買えなくもない年齢になってくると、じわじわとスーパーカー熱が再燃してくるんですね。もちろん「買えなくもない」とは言っても「家を建てるかスーパーカーを買うか」みたいな選択で、そうとう大変なことではあるのですが。

一口にスーパーカーと言っても、フェラーリ、ランボルギーニ、ポルシェ、マセラティなどいろいろなメーカー、車がある中で、では僕は今なにが一番欲しいかというと、これはとりあえず買える買えないという話は置いといて、値段のことは無視して言いますと、メルセデスベンツのSLRマクラーレン(下図)です。

Slr

僕はこの車を何年か前のモーターショーで見て、ものすごい衝撃を受けたんですね。車体から立ち上るオーラが尋常じゃないです。近くにフェラーリのエンツォやランボルギーニ・ムルシェラゴなんかもあったんですが、それらと比べてもこの車の異様な存在感は未だかつて出会ったことがないくらいです。渋谷近辺などでたまに走っているのを見かけますが、もうすごいですw。車にあまり詳しくない人だと、この写真を見ただけでは普通のSLクラスと勘違いしてしまうかもしれませんが、大きさも形も全く違います。ちなみに値段は7000万円くらいで、宝くじで1億円当たらない限り買えませんねw。こんな感じで、ここ数年の僕のナンバー1はSRLマクラーレンだったのですが、去年あたりからその座を脅かす車が現れていますw。それは下の写真のアルファロメオ・8Cです。

8c

この車はまだ実物を見たことがないのですが、写真を見ただけでゾクゾクします。これも超高価なうえ、世界限定500台なので、到底買うことはできませんが・・・・・。

ところでSLRつながりでメルセデスベンツの話題ですが、最近ベンツが怒涛のモデルチェンジを進めてますね。特にCクラスは劇的に変化しましたねー。以前はいかにも安いベンツですよという感じだったのですが、新型は、普通の人よりはベンツに詳しいと思う僕でも、前から見ただけでは最高級車種のSクラスと間違えそうになるくらいです。下の写真で上がCクラス、下がSクラスですが、例えば自分が車で走っていて、後ろにCクラスが来たときにバックミラーに映る姿を見ても、CクラスなのかSクラスなのかちょっと判断に迷ってしまいます。

Benz01

もちろん横から見ると長さが全く違うので一目瞭然なのですが、旧型から一気に高級感が増しましたねー。あとモデルチェンジと言えば来年新型のSLクラスが出るようです。これが何か「原点回帰」をテーマとしているらしく、僕が最初に写真を見たときの印象は「うーん、ヤクザっぽい!」ですw。昔はベンツと言えばヤクザが乗る車というイメージだったので、ある意味「原点回帰」と言えますけどw。最近は普通の人も乗るようになって、SLもエレガント路線な形だったのですが、なんだか一昔前のベンツに戻った感じがします。下の写真が新SLクラスです。これですよー。写真は多分AMG仕様なので余計いかつい感じがしますね。

Benz02

どうですかねー。って、興味のない人にはどうでもいい話ですよね。

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2008年4月17日 (木)

デッサンについて

前に「CGを作ること」と「絵を描くこと」は全く別物だと書きました。しかしながら、レベルの高いCGを作るためには、それなりのデッサン力が必要となります。絵が下手な人が良い形のフィギュアを作れないのと一緒で、CGと言えどもコンピュータの仮想空間上に何かしらの形状を作り上げていくのは人間自身なので、その人に物の形状の良し悪しを正確に判断する能力がなければ、いくら高価なソフトを使っても良いCGは作ることができません。またCGソフトのレンダリング機能は、計算速度を速めるために光のシミュレーションの式をだいぶ端折っているのが普通ですから、実物そっくりのフォトリアルな画像を作るには、実世界の光がどういう振る舞いをするかを理解して、CGソフトで不足している分を自分で補わなければなりません。そのためにはデッサン力が必要なのです。

したがって、絵が下手でも「CGだったらコンピュータを使うので、自分でもすごいのが作れるかもしれない」という期待を持ってCGを始める人も多いと思われますが、ソフトを使い始めて1時間で現実の厳しさを思い知らされるでしょう。結局コンピュータは操作する人が命令したとおりにしか動かないので、もともと造形センスの無い人がお門違いの命令を入力して良いものができることはありません。

それではデッサン力を身につけるにはどうすればよいか? 実はデッサンというのは独学することが非常に難しく、よほどの天才でない限りは、きちんとした先生のもとで少なくとも数年は学ばないと、まず身につかないと思っていいでしょう。芸術大学や美術大学といった類の大学がありますが、そこの出身者は基本的なデッサン力は身についているので、そうでない人とくらべて、明らかに仕事での成長のしかたが早いです。

意外に思われるかもしれませんが、美術大学では学校の授業でデッサンを描くことはほとんどありません。デッサンの授業そのものは、たぶん4年間で1、2回くらいしかないと思います。ではどこでデッサンを学ぶかというと、大学に入る前の予備校で学ぶんですね。トップクラスの美術大学に入るには、美大進学専門の予備校に数年間通うのが普通です。自分は人に比べてちょっと絵がうまいと思って、なんの準備もなくいきなり受験しても、合格することは99%ありません。予備校に2~3年通って合格するというのが普通です。僕も高校2年のときから通い始めて、一浪していますから、計3年通ったことになります。結局その間に数百枚はデッサンを描くことになります。

デッサンと言うと、「絵の描き方」というふうに捉える人が多いと思いますが、実際は「どうやって描くか」ではなく「どのように物を見るか」なのです。ですから、ここはこのように鉛筆を走らせて描くとか、このように色をつけていくといった技法的なことはあまり意味がありません。デッサンとは技術ではなく「物の見方の訓練」であり、だからこそツールがコンピュータに置き換わってもその力が生きてくるわけですが、この辺は書き始めると長くなるので、また別の機会にします。

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2008年4月15日 (火)

猫にひっかかれる

Hikkaki


会社で飼っている猫に顔をひっかかれてしまいました。偶然にもヒゲの生え際に沿ってひっかかれたので、実際にはこの写真ほどは目立ちませんw。会社では3匹の猫を飼っているのですが、このうち「みかん」という名前のメス猫が非常に臆病で、この傷も、みかんを抱え上げたときに逃げようとして暴れられてついたものです。

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2008年4月14日 (月)

マリオカート購入

池袋のビックカメラでWii版マリオカートを購入。マリオカートといえば、64版ではうちの奥さんと1年365日、毎日対戦していたという逸話がありますw。だから64版マリオカートでは、誰とやっても負ける気は全然しなかったのですが、ゲームキューブ版はなぜかあまりはまらなかったですねー。

CM等でもわかるとおり、Wii版はコントローラーがハンドル型なわけです(ノーマルのコントローラーやゲームキューブのコントローラーでも操作は可能)。64やキューブのコントローラー操作に慣れてしまっていたので、最初はハンドルを使ったドリフト操作の感覚がつかみにくかったのですが、何回かやれば慣れます。アイテムの使い方がまだ思うようにできないので、練習が必要ですねー。

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2008年4月12日 (土)

秋谷

以前の記事にも書きましたが、恐らく5月ごろに神奈川県の秋谷というところに引っ越します。前々から都会を離れて田舎でのんびり過ごしたいなとは思っていたのですが、仕事もあるので、東京からそう離れることもできないわけです。

で、おととしの秋くらいから物件を探し始めて、最初は鎌倉あたりはどうだろうと思いつつ、地元の不動産屋さんといろいろ見てまわったのですが、まあ当然のことながら鎌倉でこれぞという物件は非常に高いわけです。海が見える物件を希望していたので、いつの間にか鎌倉→逗子→葉山とだんだん南下していって、ついにそれまでは聞いたこともなかった秋谷という地に行き着いたのでした(笑)。

秋谷は横須賀市に属していますが、米軍基地のある横須賀市街地とは三浦半島の真反対、つまり横須賀市街地は東京湾側ですが、秋谷は相模湾側にあります。長者ヶ崎という景勝地があって、ちょうどその長者ヶ崎を境にして北側が葉山、南側が秋谷になります。

僕は「鎌倉ものがたり」(西岸良平著)という漫画が好きで、昔から愛読しているのですが、鎌倉の近所ということで葉山もよく話に登場するわけです。その描かれ方がすごく、とにかくめちゃくちゃな田舎で、葉山ではタヌキも戸籍があるということになっており、葉山警察署ではタヌキが刑事として働いているのです。まあ実際はそこまでの田舎ではないのですが、とは言っても、先述の長者ヶ崎の国道沿いには「タヌキ横断注意」の交通標識が立っていたりします(笑)。

で、秋谷はその葉山のさらに先なので、本当に田舎なわけです。相模湾の海岸からすぐ山になっていて、山の斜面にそって家々が立ち並んでいる感じです。

秋谷の風景↓

Akiya

基本的には漁村ですね。小さな漁港がいくつかあって、ワカメやシラス、タコなどをとっているようです。近所のあちこちの家の庭先で、海草がたくさん干してあったりします。引っ越したら魚釣りにでも精を出そうと思います。

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2008年4月10日 (木)

変な日本語

昨日の記事で引用させてもらったテクノバーンは、いろいろな面白いニュースを読むことができて良いのですが、おかしな日本語がよく使われているので、何とかしてほしいです。例えばある記事の見出しですが、

ボルネオのジャングルで肺のない成体のカエルが発見

これって「カエル」ではなく「カエル」と書くべきですよね。この見出しだと、普通の日本人ならば、肺のないカエルが何を発見したんだと思いますよ。「カエル」にするんだったら「カエルが発見される」まで書いてくれないと気持ち悪いです。この「」と「」の使い方の誤りが、テクノバーンでは以下のように非常に頻繁に見られます。

オーストラリア、3万5000年前の旧石器時代の遺跡が発見

ペルーで4000年前の金のネックレスが発見、米研究者がPNASに論文発表

空から星が降ってきたのは本当だった、カタールで半世紀前の隕石クレータが発見

担当執筆者が外国人で、どれも同じ人が書いているのかもしれませんが、テクノバーン社内の人が誰もこれをおかしいと思わないのが不思議でなりません。

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2008年4月 9日 (水)

ストームトルーパーの版権を巡って争い

テクノバーンの記事

映画スターウォーズ、製作者同士がストームトルーパーの版権を巡って訴訟合戦

 映画スターウォーズで帝国軍兵士「ストームトルーパー(Stormtrooper)」のコスチュームデザインを担当したアンドリュー・エインウォース(Andrew Ainsworth)と映画の総指揮を担当したジョージ・ルーカスがストームトルーパーの版権を巡って英上級裁判所に対して相互に告訴を行う状況に陥っていることが7日までに明らかとなった。

僕は結構なスター・ウォーズマニアで、このストームトルーパーのコスチューム一式(実際に着て動ける)も持っているのですが、「コスチュームデザインを担当したアンドリュー・エインウォース」という名前は初耳なので、何者かと思いながら記事を読み進めると、

 エインウォース氏によると「ストームトルーパー」は1976年にルーカス・フィルムからの依頼を受けて1体、35ポンド(約7000円)の費用で合計50体を製作。

とあるわけです。ストームトルーパーのデザインをしたのは確かコンセプトアーティストのラルフ・マクォーリー氏だったはずだし、何かおかしいなと思っていたら、要はコンセプトデザインを元に映画用のコスチュームを作った「業者」ということじゃないですか? 記事には

 果たして、ストームトルーパ-の著作権はストームトルーパ-をデザイン・製作したクリエーターにあるのか、映画の制作を指揮した会社側にあるのか

なんて書いてありますけど、クリエーターというか「業者」ですよね。制作スタッフのどこまでを「クリエーター」と呼べるかという問題もありますけど。少なくともあのストームトルーパーの秀逸なデザインをいちから考えた人でないのは確かで、僕が映画「どろろ」の桜魔人を勝手に商品化して販売するのと意味合いとしては同じでしょう。どう考えても権利はジョージ・ルーカスにあるんじゃないですか。

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2008年4月 8日 (火)

CGについての一般の方の認識

CGが当たり前のように使われているCM業界でも、CGがどのように作られているか知らない人は多いです。と言うか、ちゃんと知っている人のほうが少ないかもしれません。意外と多いのが、筆で絵を描くようにCGを制作していると思っている人です。

AdobeのPhotoshopやIllustratorで描いた2Dの絵すらも「CG」と呼ぶのならば、まあ間違いではないのですが。映画やCMの制作においてCGと言えば、普通は3DのCGを指します。「何々をCGで作る」ではなく、「何々をCGで描く」と言う監督やプロデューサーが結構いるのも、絵を描くのと同じような感覚でCGの制作を認識しているからでしょう。

実際にやってみればわかるのですが、3DCGの制作は、絵を描くこととは全く別物です。絵を描くことと写真を撮ることが全く違うのと同じくらい別の物です。どちらかというとプラモデルを制作するのと感覚的には似ています。それも、市販のキットの組み立てではなく、ゼロからフルスクラッチビルドする感じです。

だから制作期間も、概ねそれを実物の模型で作るのと同じくらいの時間がかかります。接着剤や塗装が乾く時間を待たなくてもいいぶん、CGのほうが少し早いかもしれません。

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2008年4月 7日 (月)

久しぶりの休日

僕は基本的に来る仕事はよほど忙しくて体力的に限界でない限り断らないタチなので、年中忙しいわけです。昨年も丸一日休めたのは、たぶん10日あるかないかくらいだと思います。まあ自分で仕事を請けてるので、自業自得なのですが、僕らのような仕事は依頼があるうちがハナだと思っているので良いです。

昨日はそんなたまにある休日だったので、奥さんと一日中街を歩き回ってました。オープンしたての赤坂サカスを突き抜けて乃木坂の国立新美術館でモディリアーニ展を鑑賞。美術館内のレストランで昼食をとって、六本木のミッドタウンで軽くお茶。その後アクシスギャラリーを見てから麻布十番まで歩いてフィアットのディーラーを物色。

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2008年4月 4日 (金)

ブログ再開

昨年末から3月までは怒涛の忙しさでした。年末年始も結局休めたのは大晦日と元旦のみ。4月に入ってようやく仕事が落ち着いてきたので、久々にウェブを更新、そして長らく休止状態だったブログを再開しようと思います(メンテナンスが面倒なので、今回から既存のブログサービスを使うことにしました)。

2004年から2007年までの4年間、慶應大学の藤沢キャンパスでCGの授業を受け持っていましたが、今年は休講になりました(大学側の都合で、僕個人の都合ではありません)。もし今年CGの授業をとろうとしていた方がいたらゴメンナサイ。来年あるかどうかはまだ未定です。

今年度はいろいろな意味で変化の年になるような気がします。まずは転居。今は東京の池袋という大都会に住んでいますが、この初夏に神奈川県の秋谷というところに引っ越します。はっきり言ってすごい田舎です(笑)。千駄ヶ谷の仕事場まで毎日通えるのかどうか心配です(たぶん片道2時間近くかかります)。

あとは、昨年末にも個展をやったのですが、もう少し自分の作品を作る時間を増やそうかと。でもフルCGの作品を作るのはもう面倒臭いので(笑)、できるだけメディアミックスでいこうと思ってます。

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