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2009年11月 9日 (月)

電車

「浅い田んぼに稲植えて、工事の末に神三日。
今日銀新の虎見つけ、青い外人、表(おもて)で渋る。」

これは僕が浅草に住んでいた学生のとき、いつも利用していた地下鉄銀座線の停車駅をゴロ合わせで覚えられるように作った文です(かなり強引ですが)。

浅い ・・・ 浅草、 田んぼ ・・・ 田原町

稲 ・・・ 稲荷町、 植えて ・・・ 上野

工事 ・・・ 上野広小路、 末に ・・・ 末広町、

神 ・・・ 神田、 三 ・・・ 三越前、

日 ・・・ 日本橋、 今日 ・・・ 京橋、

銀 ・・・ 銀座、 新 ・・・ 新橋、

虎 ・・・ 虎ノ門、 見つけ ・・・ 赤坂見附、

青い ・・・ 青山三丁目、 外人 ・・・ 外苑前、

表で ・・・ 表参道、 渋る ・・・ 渋谷

現在は虎ノ門と赤坂見附の間に溜池山王がありますが、この文を作った20年前はまだありませんでした。当時はこの銀座線に乗って、住んでいた浅草と学校のあった上野を行き来したもので、休日は渋谷まで行くこともよくありました(今は騒々しい渋谷にはあまり行こうとは思いませんが)。浅草から渋谷までとなると始発から終点ですから、それなりに時間がかかります。電車が混んで座れなかった場合、みなさんも経験があると思いますが、自分から離れた席が空いて、後から乗車した人が自分よりも先に座ったりすると非常にシャクですよね。だから立っていたい場合は別にして、少しでも早く座りたい場合はなるべく早く降りそうな人を見つけて、その人の前に立つ必要があるわけです。

銀座線の場合は、たとえばスーツを着たビジネスマン風の人は新橋や赤坂あたりで降りることが多いし、ちょっとおめかしをしたおばちゃんは三越前や日本橋で降りることが多い。また、老人は上野~浅草間で降りることが多い。これを踏まえると、たとえば渋谷から浅草まで帰る場合、絶対老人の前に立ってはいけないわけです。ビジネスマン風の人の前に立てば、早く座れる確率が高い。

いま現在、銀座線は仕事の打ち合わせなどでたまに使うくらいで、いちばんお世話になっているのは通勤で使っているJR湘南新宿ラインですね。これはかなりの長距離電車で、当然電車に乗っている時間は長い。僕が利用する逗子~新宿間はほぼ1時間かかります。なので、ずっと立つはめになるときついんです。朝、逗子から乗り込む場合は始発なので必ず座れますが、問題は帰りです。下りの湘南新宿ラインは遥か彼方、群馬・栃木からやって来るため、新宿に着いた時点で既にたくさんの人が乗っています。ただし新宿で結構降りる人がいるので、ホームで列の先頭もしくは2番目くらいに並んでいれば座れる確率が高い。しかしそうでない場合は、とりあえずはじめは立つことになります。そのとき誰の前に立つかで、その後、楽に帰れるか、きつい思いをするかが決まるのです。

湘南新宿ラインは、新宿以降は渋谷、恵比寿でも結構お客が乗ってくるため、すぐに混んでしまいます。なので、乗車時に立った場所から位置を変えるのは難しい。したがって、電車に乗り込む瞬間が非常に重要なのです。ホームへ入ってくる電車の中を窓越しに眺めながら、どの人の前に立つかを計算しなければなりません。勝負は電車に乗る前から始まっているのです。「勝負」と書きましたが、山手線区間内(渋谷・恵比寿・大崎)で座れれば、一応「勝ち」であると勝手に決めています。湘南新宿ラインを利用しはじめて早や1年半。その間の経験から導き出したデータは次のとおりです(ただし、このデータは僕が利用する21時~22時くらいに新宿を出る電車についてのみから導いたもの。よって他の時間帯については当てはまらない可能性大)。

・同じ駅で乗った人の前に立つのはタブー。湘南新宿ラインは長距離移動のための路線なので、新宿で乗った人が山手線区間で降りることはあり得ない。

したがって以下、新宿より前から電車に乗っている人という大前提で

・2、3人以上のサラリーマンの集団は山手線区間内で降りる確率が高い。

・学生風情の若者は男女を問わず山手線区間内で降りる確率が高い。

・外人は渋谷、恵比寿で降りる確率が高い。

・若い(20代くらい)の女性は渋谷、恵比寿で降りる確率が高い。

・昼間に限るが、運動靴を履いたおばちゃんの集団は必ず鎌倉まで行く。

以上を踏まえた上で乗車すると、山手線区間内で座れる確率がぐんと上がります。

 

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