« 2010年2月 | トップページ | 2010年4月 »

2010年3月

2010年3月31日 (水)

ワーストシリーズ

仕事の資料探しとか、合間の息抜き等でYouTubeを見る機会が多いのですが、最近ハマっているのが「Worst ~ ever」ってやつです。つまり「今までで最悪の○○○」というもので、たとえば「Worst movie scene ever(今までで最悪の映画のシーン)」とか、「Worst fight scene ever(今までで最悪の格闘シーン)」などで検索すると、腹を抱えて笑わずにはいられない映画のシーンがいろいろと出てくるわけです。映画を作った人たちは大真面目であったろうに、出来上がったものはなぜか笑えるシーンということで、その中からおすすめのものをいくつか。

最初は「Worst special effects ever(今までで最悪の特撮)」から。「T-レックス(原題:The Eden Formula)」という、2006年に作られたアメリカ映画(TV映画?)で、題名の通り、ティラノサウルスが出てくる恐竜映画のようです。日本でもDVDが出ているようで、下の画像がそのパッケージ。

Trex

この恐竜の絵をよく覚えておいてほしいのですが、とりあえず予告編を見ておいたほうがこの映画の素晴しさをより堪能できるので、まずはそれをご覧あれ。

予告編だけ見ると、まあ普通のまともな映画のように見えます。ちょっと恐竜の造形が怪しいかなと感じるものの、予告編ではさりげなくごまかしています。が、次の映像はこの映画のクライマックスシーンと思われるもので、これを見ると思いっきり腰がくだけてしまいます。

どうですか!?  これ、60年代のハリーハウゼンの映画ではないですよ。2006年に作られたものなんです。いったい何でこうなってしまったのか? とにかくDVDのパッケージの絵と、本編の恐竜の差があり過ぎます。今どきシロウトでもこれよりマシな恐竜映像を作れる人はいますよ。特撮にかける予算が全然無かったんでしょうけどねー。この恐竜はパペットってやつですね。CGはお金がかかるし、ハリーハウゼン張りのコマ撮りアニメは時間がかかる。だからリアルタイムで動かせる人形を使ったのでしょう。しかし「スター・ウォーズ」にもエピソード6のランコアのようにパペットを使った特撮がいくつかありますが、ちゃんとやればそれなりに見れるものになるはずなんですが。

次は数ある「Worst movie ever」の中から「Shark Attack 3: Megalodon」を。この映画は題名からだいたい想像がつくように、サメが次々と人を襲う映画で、ジョーズの2番煎じですね。それでも「3」ということは3作目でしょうから、前2作はそれなりに人気があったのかもしれません。次の映像は「Shark Attack 3」の中から素晴らしいシーンを厳選したものです。

いやぁ~、すごい! 人々が大変な目にあっているにもかかわらず、どうしても笑ってしまうのはなぜ? サメの巨大さをどうにか表現しようとして、かえってわざとらしくなってしまった例でしょう。しかもよく見ると、サメの映像は同じものが何度も使いまわされているんですね。上の恐竜映画もそうですが、出ている俳優さんたちは特撮の仕上がりがこんなことになるとは思わないので、とても真剣に演じているわけです。その迫真の演技と、腰砕けな特撮映像とのギャップが泣けてきます。

これらの他にも「worst scene ever」でYouTubeを検索すると、抱腹絶倒の映像がたくさん出てきますのでお試しあれ。

|
|

2010年3月29日 (月)

葉山オフィス

葉山のオフィスへ移る時期を4月からと書きましたが、内装工事が2~3週間かかるということなので、4月20日くらいになりそう。いま千駄ヶ谷のオフィスにいる猫3匹も連れていきます。彼らはもうすぐ葉山に連れて行かれるなど夢にも思っていないでしょう。3匹とも臆病なので、お客さんがきたら隠れちゃうでしょうね。新居に早く馴染んでくれるといいですが。

昨日は久しぶりに池袋のトラットリア・ウナ・ボルタへ。前菜はバーニャカウダ、温泉卵とパルミジャーノチーズを添えたホワイトアスパラガスの2品、パスタは春野菜とパンチェッタのスパゲッティ、メインは仔羊のロースト。

|
|

2010年3月28日 (日)

早瀬優香子

今日は手抜きで、知る人ぞ知る歌手&女優、早瀬優香子の曲を紹介します。

彼女が歌手として活動していたのは僕が大学生のころですから、もう20年以上前のことですね。早瀬優香子を知るきっかけとなったのがこの曲。

当時この曲がポカリスエットのCMに使われていて、メロディといい、歌い方といい、いい感じだなと思ったわけです(作詞はコラムニストの泉麻人)。で、その後、アルバムを買い続けることになるのですが、最初のアルバムはややアイドル的な売り方で、歌い方にすごく特徴があるものの、曲自体はポピュラーな感じなんですね。

それが2、3枚目あたりから詩、メロディともに路線が変わってきます。これが彼女の脱力的な歌い方に非常にマッチして、独特の世界を作るようになっていったんですね。

そして枚数を重ねるごとに、植物とか自然とか土着民族とか、まさにエコとかロハスといった、今思えば時代を20年も先取りしていたと言える歌になっていきます。

すごいのは、ハズレがほとんどないんですね、彼女の曲は。 再評価されてほしいと切に思います。

|
|

2010年3月26日 (金)

忙しいです

忙しくてブログを書く時間がなかなかとれません。不景気と言われてますが、仕事は一向にヒマにならないです。でも仕事がたくさんあるということは、それだけ評価されてるということでもある・・・・と思うので、うれしくもあり、複雑な気分です。4月も既にいっぱいいっぱいで外部のフリーランスの人にも相当お世話になっています。基本的に人材はいつも不足気味なので常時CGアーティストの募集をしているのですが、何だかなかなか応募が来ないですね(苦笑)。良い人材が来ないとかではなくて応募自体が来ないんです。参りましたねー。ウチが何か恐いところだとでも思われているのでしょうか? 日本にCGで食っている人って結構いると思うのですが、みんなどこで働いているんですかね? 

今日は午前中に片付けなければならない仕事があったので、朝5時起床、6時に家を出発。6時なんて普段はグースカ寝ている時間ですが、電車はもうえらく混んでいるんですねー。黄色い各駅停車の総武線なんか、いつも僕が出勤するころはガラガラなんですが、すごく混んでいてビックリです。

|
|

2010年3月23日 (火)

デッサンのこと(2)

前回からの続き

「絵心」という言葉があります。良い絵を描く人を指して「あの人は絵心がある」といった使い方をしますね。このような言い方をすると、絵が描けることが何か特殊な才能のように感じます。確かにその人にしか描けない絵というものは存在し、その人でしか出せない味、感覚があることは否定できません。このことが「絵を描く」という行為を、何か感覚的で特殊な技であると思わせるのです。

実はこういった考えが、デッサン力を身につける妨げになります。前回書きましたが、デッサン力が身につくということは、ここでは「正確な形が描ける、フォトリアルな絵が描ける」というふうに定義しています。CGについて考えてみてください。人ではなくコンピュータが計算するという違いはありますが、アウトプットされるのは「絵」です。恐ろしくフォトリアルではありますが「絵」であることに間違いはありません。当然ですがコンピュータに「絵心」といった感覚的なものはありません。CGソフトがやっていることは、光が物体に当たったときの道筋を物理法則に従ってシミュレーションするだけです。正確な形を描く、フォトリアルな絵を描くのに、いわゆる「絵心」みたいなものは、実は必要ないんですね。極端なことを言えば、全部理詰めで描けます。

下の図は、あまり絵を描かない人がデッサンを始めたときに陥りやすい例です。目の前に、白い「立方体」と「円柱」があり、それを描きなさいと言われたときに、よくこのような絵を描きます。

Dessin01

この絵には間違いが2つあります。すごく簡単な問題ですが、これがわからない人は、現段階では理詰めでデッサンができない人です。陰影がおかしいとかではありません。それ以前に大きな形の間違いが2つあります。

まずひとつ目の間違いは、円柱の輪郭です。この絵では上面がレモン型(両端がとんがっている)になっていますが、本当は楕円にならなければいけません。円柱を真上から見るとただの「円」に見えます。そこから視線を次第に水平にしていくと円は楕円になり、水平に近づくほど楕円は細くなっていきます。しかしどんなに細くなっても、両端がとんがることはあり得ません。端がとんがるということは線がパキっと折れ曲がっていることであり、円にそのような折れ曲がっている部分はありません。円柱の断面が円であることを理解していれば、このような絵は描けないのです。何となく見た印象で描くとこんな絵になってしまいます。

Dessin02_2

2つ目の間違いは円柱よりはちょっと難しいかもしれません。隣りの立方体も実は輪郭がおかしいのです。どこがおかしいかと言うと、下図に示した2つの辺が水平になっているのが間違いです。

Dessin03

この2辺が水平だと、なぜおかしいのか? それはこの2辺が水平になるのはどういうときかを考えればわかります。上下2辺が水平になるのは、立方体を正面から見たときだけです(視線の高さは関係ありません)。立方体を正面から見た場合、側面を見ることはできません。図のように側面が見えているということは、この立方体は正面からでなく、少し斜めから見ていることになります。それなのにこの2辺が水平なのは間違いです。本来は下図のように辺は斜めになるべきなのです。

Dessin04_2

つまり、2つ上の間違っている立方体の絵は、視点の異なる形が同居していることになります。手前の面は真正面から、向かって左の暗い面は斜めから見ていることになるのです。実はこれはピカソの絵で知られる「キュビズム」の手法です。正方形は真正面から見るのが本来の正方形に見えます。しかし立体感を表すには側面が見えたほうが都合が良い。このようにいいとこ取りをするのがキュビズムの手法なのです。でもそれは写実ではありません。

キュビズムの絵。顔の各パーツがそれぞれの特徴を一番表現しやすい視点から描かれている。

Dessin05

今回とりあげた例はごく簡単なものですが、見た目の印象だけ、何となくこんな感じかなといった曖昧な見方で絵を描くと、いたるところでこのような間違いを起こします。理論的、数学的な意識、見方をもって理詰めで描いてあげれば、うっかりとしたミスはなくなります。逆に理論的な物の見方ができない人は、いつまでたってもデッサンは上達しません。

|
|

2010年3月21日 (日)

風が強い一日

大きな仕事が一段落着いたので本日は仕事はお休み。今日は風がすごいですね。海も自宅のほうは荒れ放題です。

今朝の秋谷海岸、秋谷漁港。ものすごい波です。

Akiya01

5年ほど使っていた自宅のiMacが壊れたので、金沢(横浜)のコストコで新しいのを買おうと思って車で行ったのですが、駐車場へ続く列が恐ろしく混んでいたので、予定を変更して、観音崎を回って三崎の方へドライブへ。黄砂の影響でしょうか、雲はないのに空は霞んでいました。

こちらは三浦半島の東京湾側、三浦海岸の漁港です。

Miura01

ウィンドサーフィンか何かの大会が開催されていました。それを見物する人。波がすごいです。

Miura02

剱崎のキャベツ畑。

Tsurugi01

Tsurugi02

キャベツ畑と灯台。

Tsurugi03

灯台を近くから。

Tsurugi04

剱崎の駐車場の猫。ノラです。駐車場のおじさんがエサを与えているのか、とても人懐っこい猫でした。

Cat01

Cat02_2

Cat03

Cat04

Cat05 

三崎の庄和丸で遅い昼食を食べて帰宅。夕焼けの富士山。春になると空が霞んできて富士山もだんだん見えなくなってくるのですが、夕方はこのようにシルエットで、その姿を見ることができます。相変わらず波は高いです。

Fuji01

Fuji03

こちらは伊豆半島。

Izu01

もう一度、富士山。

Fuji02

|
|

2010年3月20日 (土)

デッサンのこと

「デッサン、CG」というワードで検索して来る方が結構いらっしゃるので、数回に分けてデッサンについて書いてみたいと思います。

デッサンとは独学が非常に難しいものです。技術的なものであれば、同じことを何度も繰り返して練習することでそれなりに身につくものですが、デッサンは「技術」ではないんですね。この辺りを間違えて理解している人が多い気がします。実際、枚数をたくさん描くことで逆に弊害が出ることすらあるわけです。デッサン力を身につけたいという人は、まずは自分が絵を描いたときに「なぜそのように描いたのか?」ということを考えなければなりません。

自分は絵がヘタだと言う人がいます。どんな絵がうまい絵で、どんな絵がヘタな絵か、これはあまりにも基準が曖昧で、見る人の価値観によって大きく変わってきますよね。俗に「ヘタうま」という言葉があるように、ヘタなようでうまい、味のある絵といったものも存在します。基準が曖昧だと話が壮大になって収集がつかなくなるので、ここでは「うまい絵」とは「形が正確でフォトリアルに描けている絵」とします。実際VFXに携わるCGアーティストに求められるデッサン力とは、まずは「正確な形が描ける、フォトリアルに絵が描ける」ということだからです。もちろん他にも求められる要素はありますが、まずはそれができることが必要条件となります。したがって「絵がヘタである」ということは「正確な形が描けない、フォトリアルに絵が描けない」ということだと定義します。

では、絵がヘタな人は、どうして正確な形が描けないのか? 正確な立体感を表現するのが陰影ならば、ここでいう形とは輪郭線だけでなく陰影を含めたものとして考えます。ヘタな人がよく言うのが「見たとおりに描いたのに、うまく描けない」という言葉です。この言葉は実に不思議ですよね。この言葉を信じるなら、その人は目に映ったそのままを描いたのだから、写真のように正確な形が描けているはずです。目という器官に限っていえば、その網膜にはレンズを通して正確な形が投影されているはずで、それをそのまま絵としてアウトプットすれば写真のような絵が描けるはずなのです。しかしなぜか描いた絵は形が狂っているし、陰影もちぐはぐ、そして描いた本人も何だか変な絵になったなと思っているわけです。それはなぜか?

「見たとおりに描きました」・・・・この言葉は半分正しく、半分間違いだと言えます。これは「見る」という言葉をどう捉えるかによります。「見る」ことが単に物が目の網膜に映ることを指すのであれば、形の狂ったヘタな絵を指して「見たとおりに描きました」というのは間違いになります。しかし「見る」ことが、網膜に映った情報が一旦脳で処理されることだとすれば「見たとおりに描いた」という言葉は正しいのです。そして人間にとって「見る」という行為は必ず後者になります。デジカメならばCCDやCMOSといった撮影素子に映ったそのままが写真になるわけですが、人間の場合は網膜に映ったそのままが「見た」ことにはならないのです。

人間が、いかに網膜に映った全情報を利用できていないかは、普段の経験から知ることができます。たとえば、何かひとつの物に集中していると、別のものが視界に入っているにも関わらずそれに気がつかなかったりとか、何か捜し物をしていて、自分ではそれがこの辺りにあるものと思い込んでいて、視界の端っこに捜しているものが入っているのに気がつかないといった経験は誰でもあるでしょう。結局人間は物を見るときに、網膜に映った全情報から自分が必要だと思い込んだもの、関心があるものだけを無意識に選択しているわけです。これは視覚だけでなく、耳から聞こえる音に関してもそうです。

「見たとおりに描いた」のに絵がヘタな人は、確かに物を「見て」はいます。しかし目の前にある物の、自分が今まさに描いている部分にピンポイントで集中するあまり、本来それを描くために必要な周りの情報を無意識のうちに捨ててしまったり、今までの経験に基づいた「思い込み」が邪魔をして必要な情報に気付かなかったりなど、見てはいるけどその「見かた」に大きな問題があるわけです。したがって、正確な形を描くための「見かた」「情報の集め方」、網膜に映った情報をいかに捨てずにそのまま利用できるかがわかれば、うまく描けるようになります。

<続く・・・・>

|
|

2010年3月17日 (水)

ヤクルト

飲むのを忘れて数日常温に放置してあった賞味期限切れのヤクルトを、誤って飲んでしまう。そしたら何と・・・・・ジョアの味がしました! ジョアって、もしかしてヤクルトを常温で発酵させたものなのか?

 

|
|

2010年3月16日 (火)

猫づくし

今日は会社の癒し係、3匹の猫の写真を大放出ということで(全部携帯で撮った写真なので画質は悪いです)。

こちらはまだ小さかった頃の写真。この頃はこうやって人の股の間にハマって遊んでくれました。今はやりませんね。手前がみかん、奥がゆず。

01

手前から、みかん、ゆず、イオタ。

02

人が食べているサラダのシーチキンを横からこっそり狙うみかん。みかんはとにかく食い意地が張っていて、人の食べ物を何でも横取りしようとします。

03

首をつかんでやめさせます。この、イヤそうな顔。

04

こちらは、コンビニ袋にからまってパニック状態になり、慌ててユニットバスに隠れこむゆず。

05

06

スタッフたちが帰宅した夜中、玄関ロビーで遊ぶ猫たち。手前ゆず、真ん中奥みかん、右奥イオタ。

07

左ゆず、右みかん。

08

猫はなぜかAmazon.comの箱が好きなんですよね。すぐ中に入ります。これはゆず。

09

昼間は、猫たちはこのソファーにかかった毛布の中にはいって寝ています。これは早朝の写真。みんな同じ方向を向いているのは、窓の外にいる鳩を見ているのでしょう。

10

ゆずのオッパイを吸うみかん。ゆずはオスなんですけどね(笑)。

11

毛布に開いた穴から足が。誰の足??

12

本棚と天井の間でくつろぐイオタ(手前)とみかん(奥)。

13

ゆず(上)とみかん(下)。

14

血がつながっているからか、3匹ともすごく仲良しです。このように体を寄せ合って寝ます。左からイオタ、みかん、ゆず。

15

16

|
|

2010年3月15日 (月)

アフラック

アフラックのアヒルと猫が出てくるCM、回を追うごとに酷くなっていきますねー。アヒルしか出ていなかった頃はどうでもよかったのですが、あの猫はいったいどういうつもりなのでしょうか? 猫の死体が踊っているようにしか見えません。見る人を苦笑させるために作っているんですかね。僕に頼めばもっとマシにしてあげるよと思うんですけどね(笑)。

 

|
|

2010年3月14日 (日)

お休み

昨日、謎の倦怠感とともに発熱。風邪かなと思いましたが喉は全然痛くないし咳も出ない。夜中にかなりキツイ腹痛が起こり、猛烈な下痢。しかしトイレで大便をしたら、熱も倦怠感も、やや治まりました。何か変なモノを食べたっけかなぁと思いつつ、今日は会社に行く予定でしたが、休むことにしました。

Okujo01

今日は天気が良かったですね。屋上で植物に水やり。お昼は、葉山の人気の蕎麦屋「和か菜」へ。日曜なので結構混んでいました。

Wakana

ついでに子安の里の野菜販売所で買い物。朝採りのカリフラワー、さっき採ってきたばかりのタケノコ、エシャレットなど。

Yaoya

ここは野菜の他に、おはぎや草餅などを売っていて、おはぎを購入。店のおじさんに「絵描きさん?」と言われる(笑)。まあ当たらずも遠からずですが、見た目の風貌がそんな感じなんでしょう。そういえばツクシの季節だなぁということで、一路、前田川へ。

Maeda

ここはこの時期になると川沿いにツクシがたくさん生えます。去年もここでツクシを採って、料理して食べました。

Tsukushi01

今年も生えていました。でも既に誰かが採ったあとなのか、とりごろのものが少ないようでした。

Tsukushi02

生え始めのものも結構あったので、また後で来れば良い感じになっているかもしれません。何とか食べれそうだなと思えるものを採ったあと、大楠山へ行きました。大楠山は三浦半島で一番高い山で、この時期に行くと見事な菜の花畑を見ることができます。

Oogusu01

一面菜の花です。花目当てのミツバチもたくさん飛んでいます。

Oogusu02

菜の花を見ながら、さきほど買ったおはぎを堪能。大楠山の山頂からは、横須賀の街が一望できますが、こちらは米軍基地。巨大な空母が停泊していました。

Kuubo

大楠山のリス。到るところにリスがいます。ここでも視界の中に4匹いました。

Risu01_2

木の芽を食べているようです。

Risu02

こちらは今日収穫したツクシ。

Tsukushi03

せいぜいひとり分ですね・・・。そして奥さんがこれを卵とじにしてくれました。

Tsukushi04

春の訪れを感じる一品です。

 

|
|

2010年3月12日 (金)

ネコ系図

まずはこの図を見てください。

Neko01

自宅で3匹、会社で3匹、猫を飼っているのですが、左上の茶太郎(アメショー)を除いて、みな血が繋がっています。この子たちは、奥さんの実家の裏で繁殖していたのを捕まえてきたので、元々は野良でした。

会社にいるイオタ、ゆず、みかんの3匹は、普段は会社の中をウロウロしていて、スタッフのひざの上に乗ったりして、みなを和ませているのですが、寝るときとトイレをするときは僕の部屋に来るわけです。僕の机の隣りには猫のトイレがあって、人が弁当を食べているときなんかに平気でウンコをするんですね。そしてなぜか、みかんのウンコは特別に臭いのです。イオタ、ゆずは、まあウンコですから臭いのは臭いんですが、並の臭さなわけです。なのにどういうわけか、みかんのウンコは異様なほど臭い。まさに「鼻が曲がる」という言葉がピッタリくる臭さです。みかんがウンコした後は、真冬の寒い日でもしばらく窓を開け放っていないと部屋にいられません。3匹とも同じエサを与えているのに、なぜ違いが出るのでしょうか? メス特有の何かがあるんですかね?

上の図を見ていただくとわかるように、ゆずとみかんはイオタの妹の子供で、イオタにとっては甥っ子、姪っ子に当たります。先に会社にもらわれてきたのはイオタで、その1年後くらいにゆずとみかんがもらわれて来ました。猫ってのは面白いですね。何と言うか、プライドがすごく高いんですね。ゆずとみかんが来るまではイオタの天下で、人に甘え放題だったわけですが、自分より年下の猫が来たとたん、彼らがいる前では人に甘えなくなってしまいました。でも本当は甘えたくてたまらないんでしょうね。ゆずとみかんの姿が見えないときは異様に甘えるわけです。でもそこへ、その2匹が現れると、とたんにピタっと甘えるのをやめるんですね。これがすごくおかしい。猫とは言え、自分が年長者であるという自覚がイオタにはあるようです。

|
|

2010年3月10日 (水)

特撮トリビアシリーズ

先日の「未知との遭遇」トリビアに続いて、今回は「スター・ウォーズ」です。

「スター・ウォーズ帝国の逆襲」の前半で、通称「スノーウォーカー(正式名称AT-AT、オール・テレイン・アーマード・トランスポート)」という、4本足で歩く帝国軍の装甲兵器が登場します。こいつ↓

Atat01

で、こいつのお腹の部分を見ると、こんな感じになっています。

Atat02

「スター・ウォーズ」を始め、SF映画に登場する宇宙船などは、そのミニチュアを作る際に細かいディテールを施すため、既存のプラモデルなどから使えそうなパーツを拝借してくっつけることが日常的におこなわれています。このスノーウォーカーも例に漏れず、色々な流用パーツが使われているわけですが、手を抜いているのか、異なるミニチュアに同じ流用パーツが使われることもしばしばあるわけです。下の写真は同じく「スター・ウォーズ」に出てくる、砂の惑星タトゥイーンで廃品売買業を営むジャワ族が乗っているサンドクローラーという乗り物ですが、

Sc01

こいつの後ろを見てみると、スノーウォーカーのお腹のパーツと同じものがくっついているんですね。

Sc02

そしてこのパーツはどこから拝借してきたかというと、

Harrier01

イギリスの戦闘機、ハリアーのエンジンを流用しているのです。下は、ハリアーのプラモデルのエンジンパーツ。スター・ウォーズのミニチュアに使われているのと全く同じであることがわかります。

Harrier02

下は実物のハリアーのエンジン。

Harrier03

※画像は全てネットからの拾い物です。

|
|

2010年3月 9日 (火)

予想外の反応

昨日『CGアーティストのためのデッサン教室』という記事を書いたら、驚いたことに普段の10倍以上のアクセスがありました。どなたかが記事へのリンクを他サイトに張ったからのようですが、さて、この予想外の反応をどう見るか。デッサンを勉強したいというCGアーティストが意外と多くいるのか、それとも変なおっさんが戯言を言い始めたぜと冷ややかな目で見ているのか。後者である可能性は高いですが、いずれにしても、勉強したい気持ちがあるかどうかは別にして、このテーマに関心を持っている方は結構多いのかもしれません。

ということなので、現段階では実現するかどうかわかりませんが、仕事の合間に、ちょっと計画を考えてみようかと思います。さすがに葉山でやるわけにもいかないでしょうから、実施する場合は東京のどこかに会場を借りてやることになるでしょうね。グループ会社でモーションキャプチャースタジオのイブキを、撮影が埋まっていないときに借りるという手もあります。実際やるとなると、それなりの準備がいりますし、設備や教材を揃えるのにお金もかかりますから、僕が昔いたすいどーばた美術学院のような美大進学予備校と協力してやるという手もあるかもしれません。

まあ、今すぐ始められるものでもないので、本当に勉強したいという人がどれだけいるかのリサーチを含めて、まずは色々と可能性を探ってみます。何かご提案、助言がある方は、mr_ginga◎yahoo.co.jp までメールください(◎を@に変えてください)。あと、人がたくさん来ているうちについでにスタッフ募集のお知らせです。リンダ葉山で働いてみたい人がいましたら、同じアドレスにメールください。

|
|

2010年3月 8日 (月)

CGアーティストのためのデッサン教室

もし需要があればやってみたいなと思っていることに『CGアーティストのためのデッサン教室』があります。CGのセミナーというと、映画などのメイキング解説だとか、ツールの使い方講座みたいなのがほとんどです。それに参加することである程度テクニックを知ることができるかもしれませんが、それを使ってアウトプットされた絵が、正しいのか正しくないのか、良いのか悪いのかを判断できる力を養わないことには全く意味がないわけです。あの映画と同じテクニックで作りました、ツールのこの新しい機能を使ってみましたと言うのは簡単です。しかしそのテクニックが、いま自分が必要としている絵を作るためにチューニングされているとは限りません。出来上がった絵は本当にリアルなのか?、自然の摂理にかなっているのか? ということを判断できる「目」がないと、いくら高度なテクニックを覚えても意味がないのです。

ではその「目」はどうやって鍛えれば良いのか? いくつかの方法があると思いますが、そのひとつはデッサン力を身につけることです。以前の記事でも書きましたが、デッサン力とは単に描写力をつけるということではなく、的確な物の見方を身につけること、主観にとらわれない観察法を身につけることです。デッサン力が身につくと、ロボットを作るのは得意だが人間を作るのは苦手、兵器などのプロップを作るのは得意だが植物のような自然物を作るのが苦手といった得意分野の偏りがなくなります。得意分野に偏りがあるというのは、客観的な観察ができないことが大きな原因です。

本来なら、数十枚、数百枚のデッサンを描くことでその力は身についていきます。しかしただ漫然と枚数をこなせば良いというわけではありません。目的をCG制作に絞り、根本的な考え方、物の見方を論理的に学ぶことで、短期間でも十分な成果をあげられるのではないかと思っています。CGの専門学校等でどんなデッサン教育がなされているか興味のあるところですが、現場でCG制作業務に携わっている者だからこそできる指導もあるのではないでしょうか。一応僕は学生のときに大手美大進学予備校のすいどーばた美術学院で講師のバイトをやっていたので、デッサンの指導についてはそれなりの経験があります(笑)。

まあ、どのくらい需要があるかわかりませんが、もしそこそこあるようでしたら、本気で考えたいですね。プロ・アマは問わないです。週1、全10回くらいな感じでできるイメージです。

|
|

2010年3月 7日 (日)

すずめと三つ葉

家の周りの風景。

雨の中のスズメ。

Suzume03_2

雨に濡れて寒くないのでしょうか。

Suzume04

いつの間にか玄関先にはクローバーが密生してしまいました。

Mitsuba01

大小、模様の異なる三つ葉たち。

Mitsuba04_2

クローバーと雨粒。

Mitsuba03

|
|

2010年3月 6日 (土)

ミチオ・カクの新番組

昨日、久しぶりに早く家に帰れたのでテレビを見ていたら、ディスカバリーチャンネルでミチオ・カク教授の新番組が始まっていました。僕はテレビの番組は科学番組と料理番組(グルメ番組ではない。「料理大学」とか「辻調の楽しい食卓」などが理想。フーディーズTVの「シェフ列伝」もいいですね)さえあればいいと思っている人間なので、ニュースとかドラマとかスポーツとかバラエティーは全く見ないのです(ただし、お笑い番組は大好きですw)。

ミチオ・カク氏はニューヨーク市立大学の教授で理論物理学者です。主に超ひも理論だとか量子力学といった分野で活躍しており、ディスカバリーチャンネルでは昔からおなじみで、アメリカの科学の伝道師的な人ですね。日本人のような名前ですがアメリカ人です。僕が好きな物理学者のひとりで、「パラレルワールド」を始めとする彼の本は何冊か持っています。そのカク教授が、新番組ではSF映画に登場する装置や概念が実現可能なのかを検証します。昨日は第1回と第2回を連続で放送していて、第1回は「ライトセイバーは製造可能か?」、第2回は「デススターの惑星破壊光線は実際に作れるのか?」というテーマでした。

アメリカのテレビはこのような知的好奇心を満たしてくれる番組があるのが良いですね。それに比べ、日本は地上波は論外で、BSはテレビショッピングと韓国ドラマばかり。CS放送でもスポーツ番組や映画、アニメばかり。僕はJCOMのケーブルテレビに加入していますが、ほとんど見るチャンネルがなくてお金が勿体ない。それでもディスカバリーチャンネルはじめ、海外の教養番組が見れるので入っています。日本でもNHKの「サイエンスZERO」とかがあったりしますが、物理の分野についての回が少なすぎ。サイエンスチャンネルは頑張っていますが、多くの人はその存在を知らないのではないでしょうか。バラエティー番組なんかいらないので、もっと楽しめる教育番組を作ってほしいですね。でも作っても見る人がいないから無いんでしょうかね。日本人は勤勉だと言われてますが、僕にしてみればとんでもない勘違いだと思いますね。アメリカを始め、他の国の人のほうが全然勉強していると思いますよ。昔はどうだったかわかりませんが、少なくとも今はそうだと思います。

|
|

アルファ8C

うちの車にいくつか不具合が出てきたので、修理をするために麻布十番にあるディーラーのガレーヂ伊太利屋へ。店へ入るとMITOが置いてあったので、担当のIさんに「おー、MITOがあるじゃないですか、いいっスねー」などと話していると、その横に、な、な、な、何と! あの憧れのアルファ8Cが置いてあるではないですか。いやースゴイ。凄すぎる! もちろん実物を見るのは初めて。何でも、新車でまだナンバーを取っていない最後の8Cだとか。思わず「写真撮ってもいいですか?」と聞いてしまいました。しかしあいにく望遠レンズしか持っておらず、店の中からその全体像をフレームに収めることは不可能。しかたなく店の外に出て撮影したものの・・・・

8c01

外の景色がガラスに映り込みまくりで、どうしようもない写真に。下の写真は前と後ろで2枚に分けて撮ったものをPhotoshopで1枚にくっつけたものです。

8c02

んー、このカタチ。うっとりしてしまいます。価格は2440万。ランボルギーニのムルシエラゴが3000万以上で、ガヤルドでさえも2000万、ベンツのSLRマクラーレンに至っては7000万円することを考えると、限定車でこの価格はすごくリーズナブルだと思うのですが、われわれ庶民にとっては高嶺の花です。そばで見れただけでも良しとしましょう。

|
|

2010年3月 5日 (金)

自宅の植物いろいろ

1年半くらい前に島忠ホームズで椎茸の原木を買ったのですが、いつまで経っても生えてこないので、もうダメかと思って家の裏のほうにそのまま放っておいたんですね。それがここに来ていきなり生えてきました。原木の説明書には買ってすぐ生えてくるようなことが書いてあったのですが、何と1年半かけてようやく菌の状態が充実してきたようです。びっくりです。

Shiitake01

あっという間に大きくなりました。椎茸のクローズアップ。

Shiitake02

下のほうにもいくつか膨らんでいるところがありました。楽しみです。

Shiitake03

花壇のチューリップ、ムスカリがどんどん成長しています。以前書いた記事の写真と見比べてみると、その成長度合いがわかると思います。

Kadan01

サクラソウもずいぶん花が増えました。前の写真と見比べてみてください。

Sakuraso01

ローズマリーにも花が咲きました。ごくごく淡い青色です。

Rosmari

こちらは勝手に生えてきたルッコラ。

Rucola

ハイビスカスの鉢植えにスミレが生えていました。

Sumire_2 

花壇のちゃんと整備していないところに謎の植物が生えていました。万年青(おもと)のように見えるのですが、何でしょうか?

Omoto

僕の場合、万年青というと、どうしても藤子不二雄Aの漫画を思い出すんですよね。

藤子不二雄A「万年青」

この漫画も例によって藤子氏のあの独特の不気味さが漂う作品で(別に怖い話ではないのですが、描写のしかたが不気味)、これを読んでからというもの、万年青にはある種の不気味さを感じずにはいられなくなったのです。

|
|

2010年3月 4日 (木)

スロースターター

前にも書きましたが、ゴールデンウィーク中に開催される「葉山芸術祭」に参加します。関心空間を利用した専用サイトで今回出展する方々の情報を見ることができます。

関心空間・葉山芸術祭のサイト

ページ右側の「カテゴリ一覧」から「2010年参加企画」をクリックしていただくと、今年度の出展一覧を見ることができます(もちろん僕の情報もあります)。既に150を超える出展あるようです。これをツラツラ見ていると、あんなところにこんな店があるんだ、こんな施設があるんだ、こんな人が住んでいるんだということに改めて気づかされます。狭い地域にいろいろなアーティストがいて、それぞれのスタンスで活動しているんですね。こちらに引越してきてもうすぐ2年が経ちますが、仕事の関係でなかなかそういったところを探索できないでいました。仕事場が葉山に移ればもっと余裕が出てくると思うので、この芸術祭をきっかけに地域のアーティストの方々と親交が持てれば面白いかもしれません。

ところで上に書いた芸術祭のサイトですが、事務局のほうから、パンフレットに情報を載せるために、出展者は2月末までにこのサイトに自分の展示の情報を記入してくださいというお達しがあったんですね。それで僕も書き込みましたよ。記録によると2月4日に書き込んでいます。その時点でたぶん10人くらいの方が既に登録していたでしょうか。確か去年の出展が100を超えていたそうですから、そのうちどんどん登録が増えるんだろうなぁと期待して毎日チェックしていたわけです。僕は初めての出展なので、どんな人がどんな展示をやるのか興味津々だったのです。

で、ずーっと見ていたのですが、2月20日の時点で登録されていたのが50くらい。みんな書き込むのが遅いなぁと思いながらも毎日チェックを続け、27日の段階で70くらいの登録。明日が締切だけど70かぁ、去年より少ないなぁ、不景気でみんな芸術祭どころじゃないのかなと、まあちょっぴり残念に思っていたわけです。ところが最終日の28日になったとたんに一気に登録が増えてあっという間に100超え。しかも28日を過ぎて3月に入ってからもどんどん登録が増えている。そして今日みると162件の登録となっていました。

何というか、みなさんギリギリで行動していらっしゃるなぁと。いや、ギリギリならまだいいのですが、締め切りを過ぎてもなお登録している人がいるのはどういうことでしょうか。まあ人それぞれ事情があるでしょうし、パンフレットに載らなくてもいいやと思っているのかもしれませんが、事務局の人がやきもきするでしょうから、期間内に入力してあげましょうよと思うんですけどね。良く言えばのんびりしている、悪く言えばルーズ。いつも締め切りに追われる仕事をしている身としては何だかなぁと思うわけです。これが葉山近辺のアーティストの性格なんですかねー。案外、事務局の人もこれを見越して締め切りを早めに設定しているのかもしれませんが。

と、偉そうに書いてはみたものの、実は僕も人のことを言えた身分ではないんですねー。何を隠そう僕は自分でも呆れるほどのスロースターターで、何事も尻に火がつかないとなかなかやる気にならないのです。こんなのをクライアントが読むと仕事に支障をきたしそうですが(苦笑)。20年も同じ仕事をしていると、どんなことがどのくらいの時間でできるかはだいたいわかるわけです。すると時間に余裕があっても、そろそろ始めなきゃ終わらないなぁという時点にならないとエンジンがかからない。だから仕事を複数かかえて、自分を追い詰めるくらいのほうが僕にとっては良いのです。

|
|

2010年3月 3日 (水)

color

屋上にて。青、黄、橙、白。

Okujo

屋上から夕日を眺める。オレンジ、ピンク、グレー・・・・

Sunset01

会社に2晩泊まりで眠いです。打ち合わせで寝そうになりました。

以上、手抜きのブログですみません。

|
|

2010年3月 1日 (月)

リニアモーターカー

地下鉄都営大江戸線がまだ「都営12号線」と呼ばれ、練馬~光が丘間でしか営業をしていなかった頃、僕は練馬の隣駅、豊島園の近くに住んでいました。その時に「12号線はリニアモーターカーである」という話をどこからか聞いたんですね。リニアモーターカーというと空中に浮かんで凄いスピードで走る乗り物といったイメージがあります。でも都営12号線は他の地下鉄と比べると多少車両が小さいといった違いはあるものの、見かけはごく普通の電車。空中に浮かぶわけでもなく、ちゃんとレールがあって車輪で走っています。どうもリニアモーターカーという言葉からイメージするものとはかけ離れていますよね。でもその時はとくに深く考えることもなく、海外に引越したりして都営12号線にも乗らなくなったので、そのまま忘れてしまっていました。

最近仕事の打ち合わせなどで大江戸線(日本に戻ってきたら全線開通し、「大江戸線」という名前がついていました)に乗る機会が増え、そう言えばこれってリニアモーターカーだっていう話があったなぁと思い出したわけです。僕は科学方面には多少興味があって、「リニアモーター」というのが、車輪がなく、空中に浮いて凄いスピードで走るあの機構のみを指し示すわけではないということは何となく知ってはいました。車輪のありなしには関係なく、雑な言い方をすれば「直線的なモーター」がリニアモーターなわけです。では大江戸線はどんな機構で走っているのか?

一般的なモーターは、プラモデル等で使うマブチモーターもそうですが「回転運動」をします。モーターを分解してみると分かりますが、中にはコイルでぐるぐる巻きにされた鉄心が入っていて、筐体の壁には永久磁石がついています。コイルは電流を流すと磁石になりますから、周りにある永久磁石との吸着力と反発力で回転するんですね。一方、リニアモーターも磁石の力を利用するのは同じですが、回転運動はしません。その名の通り直線運動になります。ただ、直線運動でどうやって車輪を回転させるんだと思いますよね。普通のモーターのような回転運動だと、それが直結して車輪が回転するという具合にイメージしやすいのですが。

そこで、高尾山など山の斜面を運行するケーブルカーを思い出してください。あれは車両についている車輪の力で動いているわけではないですよね。車輪はついていますが、あくまでも車両の軌道を維持するためのものです。実際に推進力を与えているのはケーブルで、ケーブルを引っ張ることで動いています。つまり、車輪自体が回転運動をしなくても、電車を走らせる手段はあるわけです。大江戸線に乗る機会があればぜひ見てほしいのですが、駅のホームを見下ろすと、2本のレールの間に分厚い鉄の板がレールと同じようにず~っとのびているのがわかります。僕は当初からこれが怪しいとにらんでいたのですが(笑)、やはりこれが大江戸線の車両に推進力を与えているのです。

大江戸線の車両の裏側には磁石がついています。磁石を近づけると、鉄板に電流が発生します。鉄は電気が流れると磁石になりますから、車両側の磁石と、磁石化した鉄板との間に吸着力および反発力が生じ、その結果電車が走るわけですね。ということが、サイエンスチャンネルの「リニアモーターの地下鉄! 大江戸線を調査せよ!」という番組で紹介されていました(笑)。

こちらからネットで見ることができます(リアルプレイヤーが必要)

http://sc-smn.jst.go.jp/8/bangumi.asp?i_series_code=B010208&i_renban_code=018

|
|

« 2010年2月 | トップページ | 2010年4月 »