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2010年5月 4日 (火)

プログラミング

昨日注文したMacOS10.6のディスクが午前中に届きました。早いですねー。早速MacBookのOSをアップデートし、iPhoneのSDKをインストール。iPad用の開発環境も用意されていました。仕事があるので、今日はどんな物かをざっと見た程度で、仕事が落ち着いたら本腰入れて触ってみようかと思います。

ところでCGアーティストにプログラミングのスキルは必要かというテーマはよく話題になるわけですが、まあ無いよりはあったほうが良いでしょうねー。プログラミングというと何か大そうなことに聞こえるので、ここではスクリプトという表現にしておきましょうか。Perlスクリプトとかそんな感覚です。もちろん今のCGソフトはスクリプトの知識が全く無くても触れますし、スクリプトが書ける人のほうが凄い絵が作れるかというとそんなことはありません。じゃあなぜあったほうが良いかというと、ほとんどは「仕事の効率化」に関わってくることです。

時間さえかければ、今のCGソフトはほぼ何でもできてしまいます。しかし僕らはあるクォリティレベルの映像を非常に限られた時間で作る必要があり、CGソフトのGUI機能だけでチンタラ作っていては間に合わない場合が多々あるわけです。時間をかければ当然いい絵はできますが、それを短時間で作るとなると、作業効率をどんどん上げていく必要があります。代表的なのは、大量の物体を生成してそれらをアニメーションさせるとか、扱う物量の多いときで、そのようなケースでスクリプトのスキルが生きてきます。

世の中には物好きな人がいて、自分の作ったスクリプトをネット上で公開していたりしますから、そういったものを見つけてきて使えば自分で書く必要はありません。ただ、うまいぐあいに自分が求めるスクリプトが常にネット上に落ちているとは限りませんし、仕事上どんな映像制作の要求にも応えなければならないので、自分でスクリプトが書けたほうが便利です。趣味でCGをやっているぶんには自分の好きなものばかり作っていれば良いですが、プロとしてやっていく以上、何を頼まれてもそんなものは作れませんとは言えないですからね。制作途中でどんなことが起こるかもわからないですし。スクリプトのスキルというのは、予想外の状況に対応するための武器でもあります。

以前CGの専門学校でスクリプトのセミナーをやったことがあるのですが、できればスクリプトはやりたくないという生徒さんが結構いるんですね。はなから毛嫌いしたり、ちょっとやってみたが自分には合わないといった感じで。プロを目指すものが「自分に合わない」と言ってしまうのもどうかと思いますが、使えれば便利だとわかってはいるものの、どうも苦手で・・・というのはプロでもかなりいます。僕の場合、仕事の息抜きにスクリプトを書いてみるかくらいな感覚なので、スクリプト嫌いの人の気持ちがいまひとつわかりません。ただ、ひとつ言えるのは、スクリプトを書かなければならない状況に置かれれば、誰でも書くようになるんです。書かなければ仕事にならない、死ぬという状況になれば書かずにはいられませんからね。書かないで済ませられているうちは、まあそれで何とかなっているのであれば良いのではないでしょうか。僕もスクリプトを書かなくても仕事ができていたら恐らく勉強もしなかったと思います。

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