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2010年6月25日 (金)

ウミウシポイント

昨晩会社に泊まったので、朝、潮の引いている時間にまた潮溜まり探索。ただし今回は会社の前の磯ではなく、歩いて5分くらいのところにある芝崎の磯まで行ってきました。ウミウシを見つけるのに会社の前の磯では限界を感じてきたので、葉山町が「海洋生物の宝庫」と言っている芝崎を探索することにしたのです。

芝崎の位置(Yahoo!地図)

ネットでウミウシのことを調べていると、ウミウシは人工飼育が非常に難しく、特に卵から幼生を孵化させて成長させるのは至難の業らしいんですね。というのも、ウミウシの幼生は絶えず水が循環している場所でないと育たないらしく、水槽でそれを再現すると、幼生はプランクトンのようなものなので循環装置の中に吸い込まれてしまうそうです。ということは、自然界のウミウシも絶えず水が循環しているようなところにいるということですよね。生物によっては子供のときと大人のときとで棲む環境が大きく異なるものもいますが、ウミウシはナメクジみたいなもので、そうそう遠くへは行けないだろうと想像がつきますから、親も子もたぶん同じところにいるんだろうなと思うわけです。そうすると、潮溜まりでも、潮が引くと内陸に取り残されてしまうような場所では水が循環しないので、常に海とつながっているところにいるはずだと想像できます。

会社の前の磯でそういう場所を重点的に探してみたのですが、見つけられたのは、このブログにも載せた1度きりでした。そこで今回は芝崎に行ってみたところ・・・・

いました! それも複数の個体が群れになっています。やはり「海洋生物の宝庫」と豪語しているだけあって、いとも簡単に見つけられました。

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1匹いると、その周辺にまとまって棲んでいるようです。水の外から撮影しているため、どうしても深いところにいるものは歪んで写ってしまいます。できるだけ海面近くにいるものを探して撮ってみます。

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模様もよく見るといろいろなバリエーションがあります。黒い斑点があるものとないものがいますが、何か違いがあるのでしょうか? 背中の花みたいなもの(エラだそうです)の数も違う気がしますがどうでしょう?

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このウミウシは岩の上に取り残されて水の外に出てしまっていました。大丈夫なんでしょうか?

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時間があまりなかったので、あちこち見てまわることはできませんでしたが、ざっくり見た印象では、岩肌がむき出しになった場所よりも、砂や微生物の死骸が積もった場所を好んでいるようです。ただし今回もアオウミウシしか見つけられなかったので、他のウミウシがどうかはわかりません。他のウミウシも見つけたいのですが、もっとじっくり時間をかけて探さないとだめそうです。

おまけ。昨日の記事に載せた不気味な生物は、どうやらアメフラシだったようです。水の中で活発に動いていました。

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こちらはタコ。葉山周辺はタコがよく捕れるようで、漁港にはタコ壷がたくさん置いてあります。

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