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2010年8月 7日 (土)

夕暮れとベンツの話

今日の夕暮れ。

沈む夕日と、並んで休むウミネコ。

080701

ちょっとアングルを変えて、富士山を背景に。雲がいい感じです。

080702

↑の写真を見ていたら、この浮世絵を思い出しました。

Fuji1

何か意味ありげな雲。ウルトラサインのような。江ノ島上空。

080703

ところで話は変わりますが、世間の景気はどうなんでしょうね。多少は上向いてきているのか、下げ止まっているのか。忙しさという点では、ものすごく忙しいんですけどね。僕らの業界は一番忙しい時期はだいたい決まっていて、年度末の2月、3月、そして9月前の今頃の2つです。ではそれ以外は忙しくないかというとそうではなく、ただそれでも5月、6月というのは例年は仕事が一番少ない時期なのですが、今年は忙しかったです。とにかく人手が足りなくて、外注さんにやってもらってもなお、人手が足りず、泣く泣くお断りする仕事もあります。

で、それほど忙しければ、さぞ儲かっているのだろうと思われがちですが、実際は全く逆ですね。最近は仕事の単価が軒並み下がって、これ、どこの学生アルバイトに頼もうとしてるのと目を疑いたくなるような金額で言ってくることが普通にあるわけです。だから結果的に仕事の数を増やさないとやっていけないんですね。

久々に書きますが、僕はスーパーカー好きなので、街に出ているときは、どんな車が走っているか、かなり注意深く観察しています。リーマンショック以降、顕著なのは、ベンツのSLクラスの走っている数が格段に減ったということですね。ベンツのSLクラスというのは、ちょっとあぶく銭をつかんだ小金持ちの象徴のような車で、価格は新車で1200万~1600万くらい。2年ほど前までは、例えば東京の青山あたりを歩いていると、石を投げれば当たるくらい、このSLクラスが走っていたわけです。実際その頃、青山一丁目の交差点を通る車で一番多かったのは、国産車・外車ぜんぶひっくるめて、SLではありませんがベンツのEクラスだったという統計があります(今だと恐らくプリウスでしょう)。そしてSLも 本当に多かったんですね。

で、このSLクラス、なんとも間の悪いことに、ちょうどリーマンショックが起きたあたりでフルモデルチェンジしたんですね。ずいぶん前に僕もこのブログに取り上げたんですが、それまでエレガント路線に傾いていたSLが、とんでもなくヤクザな、いかついデザインになったんです(でもカッコイイんですよ)。ところがこの現行モデルになってから、ぱったりSLクラスを見なくなったんですね。発売されてからもうだいぶたつのに、いっこうに街で見ないわけです。不思議なのは新モデルが少ないのは、まだ買った人が少ないからだとわかるのですが、旧タイプのものも一頃より見なくなったということです。

SLクラスは2人乗りのスポーツカーです。同じベンツでもSLとほぼ同価格であるセダンのSクラスは非常によく街で見かけます。結局あれですね、2人乗りのスポーツカーというのは正直、あまり実用性がないわけです。ファミリーで乗れないし、荷物もあまり積めないし、男女のカップル(夫婦含む)が手ぶらで近場をドライブするくらいしか使い道がないです。だからメインで使う車にはなかなかなり得ず、趣味の車という性格が強いわけです。その割には元々の価格が高いから、けっこう維持費がかかるので、まあ、不景気でコストパフォーマンスを求めてみな手放しているということでしょうか。

というわけで、街にベンツのSLクラスが増えてきたら景気は上向いていると思ってください。

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