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2010年9月 2日 (木)

「変態島」

本日午前中はリコーダー教室。前回仕事の都合で出席できなかったので、4週間ぶりです。吉沢先生が演奏会で来れなかったので、代わりに去年も一度来ていただいた川端りさ先生の指導でした。

先日、夜中にWOWOWで『変態島(フランス・ベルギー・イギリス・オーストラリア合作)』という映画をやっていたので、いったいどんな内容なんだろうと興味がわいて見てみました。江戸川乱歩的なものとか、「ドクター・モローの島」みたいなものを想像しながら見ていたんですが、これが期待を大きく裏切って、いわゆる<変態的>な要素は一切無し。これほど題名と内容が一致しない映画は初めて見ました。例えていうなら、『水戸黄門』の内容で『スター・ウォーズ』というタイトルがつけられていると思ってください。何も知らないで見た人は唖然としてしまいますよね。まさにそんな感じなんです。何でまたこんなタイトルがついたのだろうとネットで調べてみたら、ほとんど同じスタッフで、以前に『変態村』という映画を作っているんですね。そのスタッフが作った映画だから単純に『変態島』だと。いいかげんにもほどがあります。

もちろんこの題は日本の映画輸入会社が勝手につけたもので、原題は全然違うんですよ。原題はタイ語で「Vinyan」~魂、成仏できない霊、幽霊という意味~となっていて、これならああ納得という感じなんですがねー。どういう内容かというと、観光でプーケット島に訪れていた両親+子供の3人家族が津波に巻き込まれ、両親は助かるんですが子供が行方不明になってしまうんですね。結局子供は見つからずに絶望ということになるんですが、しばらくたったある日、未練がましくプーケット島に残っていた両親がふとテレビを見ると、流れていたミャンマーでの慈善活動の映像に自分の子供らしき人影が一瞬映るんです。それを見て自分の子供はまだ生きているのだと思い、タイからミャンマーへ自ら探しに乗り込んでいきます。途中、あてにしていた人身売買のシンジケートに騙されたり、現地人に翻弄されたり、ジャングルで迷ったりと、まあそんなストーリーです。こう書くとちょっとした社会派ドラマのように聞こえますが、後半からはなぜか幻想イメージがメインの不思議映画になって(この部分が原題の「Vinyan」に結びつく)、何だかどっちつかずの中途半端な映画でした。

敢えて言うなら『パンズ・ラビリンス』がジャンル的には近い気もしますが、作品の出来栄えは全く異なります。

アマゾンの『変態島』リンク

Hentaijima

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