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2010年12月 8日 (水)

うまくいかない

先日の月曜日、夜晴れていたので久しぶりに天文写真撮影に挑戦してみました。前回は木星があまりシャープに撮れなかったので、まずはリベンジで木星をターゲットに撮影してみました。しかし結果は全然ダメ。まだ前回このブログに載せた写真のほうがマシでした。望遠鏡の性能などいろいろ原因はあるでしょうが、一番の敗因はシーイングが非常に悪かったことでしょう。「シーイングが悪い」とは大気の状態が安定せず、星がゆらゆら揺らめいて見えてしまうことです。一般的には、夏はシーイングが良く冬は悪いようです。

冬は日が短くなるので早い時間から星空が拝めるわけですが、僕は仕事があるのでどうやっても望遠鏡で見れるのは21時以降とかになります。この時間だと木星はだいぶ西の空に行ってしまうため、必然的により分厚い層の大気を通してみることになります(下図参照。視線が天頂から地平線に近づくほど大気の層は厚くなる)。

Aaa

そして先日ハタと気づいたのですが、自宅の前には海が広がっていて、これってもしかしたら海面から水蒸気がガンガン空気中へ立ち昇っているのではないか? 視界がバーンと開けていて街明かりもないので星を見るには最高!と思っていましたが、よくよく考えると陸上よりも大気が不安定なんじゃないかと思ったわけです。

まあ海からの水蒸気は実際のところどうなのかよくわかりませんが、とにかくシーイングが非常に悪く、高倍率のレンズで見ると木星はゆらゆら屈折していて、ピントが合っているのかどうかさえもよくわからない状態。それでも数撃てば中にはまともに写るものもあるのではと望みをだいて撮ってみましたが、結局ダメでした。しょうがないので木星はあきらめて、別のものを撮ってみようと思ったら、カメラがバッテリー切れ。

今回、先日ヤフオクで落札した赤外線フィルタ除去仕様のEOSデジタルを使ってみたのですが、やはり古い機種だけあって使い勝手が悪いです。普段EOS KissX2を使い慣れているので、戸惑ってしまいました。そしてバッテリーの持続時間が驚くほどに短いのです。KissX2は一度充電したらかなりの枚数を撮っても数日は持ちますが、EOSデジタルはその日の撮影の1時間くらいでもうバッテリー切れ。びっくりしました。しかもメディアがコンパクトフラッシュだからなのか、書き込みが異様に遅いんですね。新しい機種に慣れてしまうと、思わぬ落とし穴があります。

縮小すると多少はマシに見えますが・・・・でもボケボケ↓

Jp3

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