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2011年1月 5日 (水)

また天体写真

昨晩はよく晴れていたので、天体望遠鏡で撮影してみました。今までの失敗の積み重ねで少しずつコツをつかんできたので、だいぶ感じはよくなってきたと思います。まずはいつものオリオン大星雲。こればっかりと思われるかもしれませんが(苦笑)、天体写真初心者向けの天体なので、とりあえずはこれらをきちんと撮れるようになるところからやっていこうという計画です。

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実は昨日、天体写真を撮るつもりなのにデジカメのSDカードを会社に置き忘れてしまったんですね。会社に戻るのは面倒くさいし、家にコンパクトフラッシュがあったので、今回は赤外線フィルタを除去したEOS Kiss Disitalで撮影しました。写真の全体が赤っぽくなるのが気になりますが、でもさすがにこのオリオン大星雲のように赤い領域が多い天体はノーマル仕様のカメラより暗いところまで写りますね。元旦の記事の写真と見比べてみるとよくわかると思います。そして今回は、ただ赤っぽいのも嫌だったので、元旦にノーマルのEOSで撮った写真を重ねてみました。上の写真はそうやって処理したものです。オリオン大星雲の上にあるNGC1977という星雲もよく見えます。

そしてこれもまたいつもの馬頭星雲。今までの教訓を行かして、また少し良い写真になりました。

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こちらも、赤外線フィルタカットのEOSとノーマルなEOSの写真を重ねたものです。前回までの教訓として、ISO(撮影素子の感度)はなるべく低くして、その分、シャッタースピードを遅くするということを実践してみました。下の画像は感度とシャッタースピードを変えて撮ったものを比較したものです。左はISO1600で1分の露出。右はISO400で3分の露出です。あきらかに右のほうがノイズの少ない滑らかな画像であることがわかります。

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露出時間を長くすると全体的に白っぽい写真になるのは、月や町の明かりが原因だと思っていましたが、実はそうではなく、カメラの撮影素子(EOSの場合はCMOS)が放出する熱が原因だとわかりました。感度を上げれば微妙な熱まで感知するので、より白っぽい写真になるわけです。次回はISOをもっと下げて挑戦してみたいと思います。しかしその場合、露出時間を5分以上とかにしなければならないでしょうから、星が流れて写らないようにするにはセッティングを相当シビアにやらなければなりませんね。果たしてできるでしょうか。

ちなみにオリオン大星雲や馬頭星雲がどの辺にあるのかを示してみました。<1>がオリオン大星雲、<2>が馬頭星雲です。この写真は望遠鏡ではなく普通にデジカメで撮ったものです。シャッタースピードを5秒に設定して撮った写真を5、6枚重ねています(もちろん星座の絵や線はあとから合成したものです)。

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