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2011年1月19日 (水)

今日は満月でしょうか、望遠鏡で月を撮ってみました。

うさぎの顔の部分、「静かの海」周辺。「静かの海」はアポロで人類が初めて月に立ったところです。

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「ティコ」というひときわ明るく目立つクレーター。

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「コペルニクス」「ケプラー」という2つ並んだ明るいクレーター。

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月のてっぺん。

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しかしよく見るとレンズがゴミだらけです(苦笑)。

ちょっと今回失敗だったのは、画像を見てもわかるように、感度を最高のISO1600にして撮ったので粗い写真になってしまったことです。あれほど明るい満月なので、最初はISO100もしくは200で楽勝だろうと思っていたのですが、撮ってみるとこれが意外と暗いんですね。これまでブログに載せてきた星雲の写真とは違って、今回は高倍率の像を得るためにそれ用の接眼レンズを間にかませています。接眼レンズは倍率が高くなるほど暗く見えるので、普通にデジカメで撮影するときよりもかなり暗くなります。

明日早く起きなければならない用事があって、さっさと撮影を切り上げたかったので、今回は望遠鏡をちゃんとセッティングしなかったんです。ご存知のように夜空の星はゆっくり動いていますから、通常は望遠鏡が星と同じ動きをするようにセッティングします。しかし今回はそれを怠ったので、当然望遠鏡越しの月は画面の中でどんどん動いていくためシャッタースピードを上げないとブレてしまいます。肉眼で見ている分には月の動きなんてわかりませんが、これだけ拡大するとあっという間に画面から出ていってしまうんです。ただ、シャッタースピードを上げるとISO400とか800でも暗いのです。結局上の写真はISO1600でシャッタースピードは1/100秒ほどで撮影しました。感度を上げれば画面の粒子は粗くなります。

次に撮るときはちゃんと望遠鏡を動かしてやってみようと思います。ただ、ここまで拡大すると、月そのものの動き以外にも、大気の揺れによる像の歪みが気になるんですね。大気が揺らいでいるので、月面の模様もゆらゆらと揺れるわけです。そういう状態でシャッタースピードを遅くしても大丈夫なのかという疑問がありますが、まあとりあえず1度やってみようと思います。

ちなみに今回、この写真よりもさらに倍率の高いレンズでも撮ってみましたが、正直ディテールが思ったほど見えず、人に見せられるようなものにはならなかったので載せませんでした。実は望遠鏡というのは高倍率なレンズをつければどんどん小さなものでも見えてくるというわけでありません。鏡筒の口径により集光力や分解能が決まっており、口径の小さい望遠鏡にいくら高倍率の接眼レンズをつけても、それは小さな画像をPhotoshopで拡大しているようなもので、ただのボケボケの写像になってしまいます。僕の望遠鏡は屈折式で口径が11cmですが、20cmクラスの反射望遠鏡のほうが集光力、分解能は優れています。

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