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2011年2月17日 (木)

太陽系に新惑星発見?

とあるウェブサイトに「太陽系で木星の4倍の大きさの惑星が発見される」と書いてあったので、そのソースである下記のニュースサイトを読んでみました。

Largest planet in the solar system could be about to be  discovered - and it's up to four times the size of Jupiter (Mail Online)

デイリーメールという英国のタブロイド誌の記事なので、どこまで本当かわかりませんが、この記事によると、冥王星よりさらに外側の「オールトの雲」と呼ばれる領域に木星の4倍の大きさの巨大ガス惑星が存在するという証拠が、今年後半にも発表されるかもしれないとのこと。既にNASAは、2年前に打ち上げた「ワイズ」という赤外線宇宙望遠鏡からのデータを解析することで、惑星が存在すると言えるいくつかの証拠を得ているというのです。ルイジアナ大学のDaniel Whitmire教授は、2年以内にこの惑星の存在が証明されるだろうと話しているそうです。僕は去年の秋に、東工大の井田先生の講義で太陽系の各惑星がどのようにして今のような大きさ・並びで作られたかを聞きましたが、もし太陽系の最果てにそんな巨大な惑星があるとしたら、今の理論を見直さなければならないのではないでしょうか。

この記事が本当かどうかは別として、読んですぐに思い出したのは星野之宣の「2001夜物語」という漫画です。この漫画の中にまさにこれと同じような状況が出てくるんですね。海王星の軌道が計算と微妙にずれることから未知の惑星の存在が示唆され、それは地球から観測することが難しい遙か彼方にありながら、海王星の軌道を乱すほどの、太陽に拮抗する質量を持っている巨大な星であろうと。そしてついに反物質でできた超巨大惑星が発見されるわけですが、漫画はキリスト教と太陽系の成り立ちをうまく絡ませていて、太陽が「神」であるならば、この巨大惑星は太陽になり損ねた星、つまり堕天使の象徴として「ルシファー(魔王星)」と名づけられます。

ちなみに今回のNASAが発見したとされる惑星は「Tyche(テュケー) 」= ギリシャ神話の幸運の女神 - と名づけられているようです。星野之宣が魔王星と名づけたのとは対照的ですね。

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