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2011年2月 8日 (火)

とんだ勘違い

天体望遠鏡で星を見るときには、目的の星の方向に正確に望遠鏡を向けられるように、下の写真のようなナビゲーション機能つきのコントローラで操作します。

Sb

液晶モニタに星図が表示されるので、見たい星に照準を合わせると望遠鏡がその方向を向いてくれるのです。空の星の位置は観測場所によって異なりますから、あらかじめ自分のいる場所の緯度・経度や時間を設定しておきます。緯度・経度はGoogleのGeocodingというサイトで住所を入力すればわかるので、僕も自宅の住所を入力して出た数字をコントローラにインプットしていたわけですが、それに際してどうやらとんだ勘違いをしていたようです。

下の画像はGeocodingの画面ですが、上から2行めに指定した場所の緯度・経度が表示されています。しかし僕はなぜかそこに気づかず、地図上の吹き出しに出ている座標のほうを見ていたのです。そしてこの数字が、例えば画像の例でいうと35.658704、139.745408となっていますが、これは北緯35度65分87秒、東経139度74分54秒のことを表しているとずっと勘違いしていたのです(苦笑)。

Gmap

”度”はともかく、分と秒はもちろん時計と同じ60進法なので上に書いたような場所はありえないのですが、自宅の場合はここの数値が間違った読み方をしても分・秒がたまたま60より小さかったので全く疑いもしませんでした。実際はこの吹き出しの数値は分以下を60進法ではなく10進法で表しているのですね。したがって、ずっと間違った数値をコントローラに入れていたわけです。今まで何と千葉県の木更津市で観測をしていることになってました(笑)。

望遠鏡を操作していて、どうも液晶の星図と実際の星の位置が食い違うな〜とずっと思ってたんですよ。それでも間違った入力をしていると考えなかったのは、ネットで「ビクセンのナビゲーションの表示はあまりあてにしないほうがいい」という書き込みを見たからで、まあ誤差の範囲なんだろうと思い込んでいたのです。これが例えば、星図ではオリオンのベテルギウスを向いているはずなのに実際はリゲルが見えているくらいのずれがあれば、明らかに何かが間違っていると思いますが、微妙に星図と合っているので、まるで自分のミスを疑わなかったわけです。

ではなぜ今になって間違いがわかったかと言うと、国土地理院発行の地図でたまたま自宅近辺の緯度・経度を見てみたら、自分が望遠鏡に入力していた値と全く違っていたんですね。これはもしかしてGoogleの値が間違っているのではないか、大問題ではないかと自分のことは棚に上げて真っ先にGoogleを疑ったのです(笑)。しかしよくよく見ていると自分がとんだ勘違いをしていたことがわかりました。次回望遠鏡を見るときは、正しい値を入れてやってみます。果してナビゲーションの星図と実際の星がどれだけぴったりくるでしょうか。

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