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2011年2月 7日 (月)

久しぶりの磯

このごろようやく僕の活動時間に海の潮が引くようになってきたので、久しぶりに会社前の磯に出てみました。

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ある日の潮の干満がどういう状況になるかは、ネットで調べられます。下の画像は、今週の逗子近辺の潮の状況。

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この波形は潮の高低を表していて、明るい部分は太陽が出ている時間、暗い部分は太陽が沈んでいる部分になります。破線はちょうど太陽が南中する時刻にあたります。これで見ると、今日はお昼どきと真夜中が一番潮が引くことがわかります。最近(というか去年の夏を過ぎてから)はこのサイクルが僕の活動時間と合わず、もし合ったとしても月や太陽の位置の関係であまり干満の差がなかったりとかで、出勤中に会社前の岩場が現れることがほぼなかったんですね。例えばこのブログに磯の写真を頻繁に載せていた去年の6月末ごろの表は下のような感じでした。

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上と比べると、こちらのほうが大きく潮位が下がっていることがわかります。これから先、徐々に潮位が低くなってくるようなので、また岩場での観察が気軽にできるようになりそうです。

潮溜まりにいるアメフラシの仲間のタツナミガイ。結構大きいです。長さ20cmくらいあります。夜行性だそうで昼間はほとんど動きませんが、これは頭部を左右に動かして辺りを見回しているようでした。

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大小3匹のヤドカリ。右のは背負った貝が洒落てますね。割れて欠けた貝に入っていて、ファッションセンスの違いをアピールしています。人間でいうと服飾専門学校に通ってそうな感じですかね。

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潮溜まりというちっぽけな世界の中でも、日々壮絶な戦いが繰り広げられているようです。ほんの10分くらい観察するだけでも、面白い場面に出会うことができます。例えばこちらの白っぽいヤドカリは別の小さなやどかりを捕まえていました。発情したオスがメスを捕まえたといったところでしょうか。手でつかんで必死にどこかへ運んでいたんですね。

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ところが左から別の黒いヤドカリがやってきて小さなヤドカリを横取りしようとします。

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白と黒の壮絶な取っ組み合いが始まりました。写真ではわかりにくいですが、両者の間に小さいヤドカリがいます。

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結局戦いは黒の勝利。小さなヤドカリは黒いヤドカリに奪われ、白いほうは貝殻の中に引っ込んでしまいました。

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メス?を奪ってご満悦の黒いヤドカリ。

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ところで、何日か前にウミウシの貝殻ではないかと書いたこの薄っぺらい飴色の物体(ちゃっかり拾って持って帰ってました)。

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ある方から巻貝のフタではないかという指摘をいただき、調べてみました。「巻貝のフタ」でいろいろ検索してみると、確かにそれっぽいものが多いのです。そして巻貝の殻とそのフタはかなり形が共通していることを発見。そうなると、上の写真はツメタガイに形が似ているので、もしやツメタガイのフタなのではと思い、検索をかけてみたらこれがドンピシャでした。

ツメタガイの写真 ・・・ 潟見人の底生生物WEB図鑑

ウミウシの貝殻ではありませんでしたねー。まあそれでも浜で見ることは滅多にないので、大事にとっておこうと思います。

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