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2011年3月27日 (日)

放射線その後

福島の原発の状況は、まだまだ予断を許さない状況で、毎日放射線の量を気にしながら生活する日が来るとは思ってもいませんでした。いくつか前の記事で「もうあまり気にしないことにした」と書いてみたものの、実際はやはり気になるもので、今後の勉強のためにも、とりあえずチェックは続けています。僕が住んでいる横須賀市には下図のような放射線観測施設があります。前にも書きましたが、この狭い地域にこれだけたくさんの観測施設があるのは、原発燃料の製造工場が存在するからです(地図の水色の建物)。ちなみに7番や8番の上の入り組んだ湾になっているところが横須賀米軍基地です。

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僕の自宅や葉山の仕事場は、地図でいうと左側の海岸のほうです(相模湾側)。三浦半島の真ん中には山があるため、東側と西側では大気の状態は多少異なるのでしょうが、西側には観測施設がないようなので、とりあえず参考として8番(西逸見局)の値をチェックしています。

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上が本日の各局の21時20分の値で、下は8番西逸見局のここ1ヵ月の値をグラフ化したものです。

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震災後、3月15日あたりに一度一気に値が上がっています。それまでは南風だったのが北風に変わったため、原発方向からの空気が流れてきたからだと思われます。その後だんだん減少傾向にありましたが、雨が降った3月22日ごろからまた一気に増えています。水道水にヨウ素が検出され始めたのもこの時からです。これを見ると、上がるときは一気に上がりますが、下がるときは非常にゆっくりなんですよね。一度上がると元に戻るには結構期間がかかるようです。したがって雨はあまり降ってほしくありませんが、一雨ごとに暖かくなるという言葉があるように、この時期は季節の変わり目で雨が多いのが普通です。

ところで一般の人が1年間に浴びてもよいとされる放射線量は決まっているようで、1000マイクロシーベルトだそうです。今日の放射線量は約90nGy毎時で、ガンマ線の場合、Gy = シーベルトですから、24時間外にいたとして、1日に浴びる量が2160ナノシーベルト(2.16マイクロシーベルト)。1年間浴び続けると約790マイクロシーベルトとなり、1年の許容量範囲内となります。下の図は人が普段の生活でさらされ得る放射線の量をイラストで分かりやすく説明したものです。

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実は僕は今年1月に人間ドックでCTスキャンの検査を受けており、この図によると既にその段階で6900マイクロシーベルトの放射線を浴びていることになります。今の大気に含まれる放射線の約9年分を一気に浴びたわけですね(笑)。

とにかく、放射線を気にしなくてもすむ日が早く来ることを願います。

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