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2011年5月 8日 (日)

葉山芸術祭を振り返って

まだ終わったわけではないですが、最終日ということで今回葉山芸術祭に参加して展示をやったことについての所感など。

葉山芸術祭は、他の一般的な芸術祭とは異なり、きまった会場がありません。葉山町を中心として、隣接する逗子市や横須賀市に住むアーティストが、それぞれのアトリエや自宅にて作品の展示を行い、お客さんはパンフレット片手に徒歩、バス、車などでお目当ての所を見てまわります。葉山町には大きな規模のイベントを開催できる施設がないことを逆手にとった形態なわけです。

各アーティストにとっては普段の生活の延長線で気楽に参加できる利点がありますが、こと「集客」ということで言えば、個々の会場の場所や開催日時がバラバラで広範囲に及ぶので、ある展示を見に来たお客さんが、じゃあついでにこの展示も見ようかとはなかなかなれない欠点があります。また、僕のようなアーティスト自身は自分の会場にずっといますから、ほかに興味深い展示をやっていたとしてもそれを見に行くことができず、必ずしもアーティストどうしのつながりが生まれやすいとは言えない状況だったりします。したがって一応「芸術祭」という体裁をとってはいるものの、実質は限りなく「個展」に近いと言えるでしょう。たくさんのお客さんに来てほしければ、自分でどうにかしなければなりません。

せっかく葉山に仕事場を作ったので、これも何かの縁だろうと昨年・今年と2回続けて芸術祭に参加しました。では芸術祭に参加したことで、僕自身に何かメリットはあっただろうかと一歩引いて考えたときに、少なくとも現時点では-特に仕事面に於いては-大きく何かを得たとは言いがたいのは事実です。もちろん来ていただいたお客さんにはとても喜んでいただけて、その笑顔を見るとやって良かったなぁという気持ちになります。ただ、贅沢な望みかもしれませんが、やるからには何か仕事に結びつけたいという思いは少なからずあり、それも敢えて葉山という場所でやっているので、今までにないような方向で何かきっかけができればいいなぁと思うわけです。

何事も「継続は力なり」という言葉があるので、たった2回の参加で結果を出そうとするのは無理があるとは思います。しかもこの2回は特に何か確固たる目的を持ってやったわけではなかったので、来年以降参加する場合は、何のためにやるのかという目的やポリシーをきちんと定めたほうがいいのかなと感じたこの1週間でした。もちろん、ゆるくやれるのが葉山芸術祭の良いところではあるのですが、忙しい仕事の中を時間を割いて準備するわけですから、何かしらのメリットを享受できるようにはしていきたいですね。



今朝の自宅の植物。

つぼみがついていたセージの花がついに咲きました。

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ポピーのつぼみ、そして花が散ったあと。

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左はイキシアというアヤメ科の植物のつぼみ。きれいなエメラルドグリーンです。右はブーゲンビリアの新芽。

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ジャスミンの新芽。これもどんどん伸びていきます。

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ネギ坊主もどき(左)とドクダミのつぼみ(右)。

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自宅の玄関前は雑草でボーボーです。芸術祭が終わってひと段落ついたら草刈りをします。

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クローバーの森。

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