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2011年12月20日 (火)

小澤征爾

午前中は喘息の経過観察で病院へ。レントゲン撮影と肺活量検査。去年よりも肺活量および一気に吐き出せる息の量が増えていることが判明。喘息患者は肺の気管支が細くなっているため、吸った息を一気に吐き出せないのですが、なかなか良い結果でかなり良くなってきているとのこと。飲んでいる薬を減らすことになりました。それでも1日朝晩の2回、ステロイド剤の吸引は続けていかなければなりません。

121903 Shinnase beach @ Hayama

ところで僕は普段は科学書、料理本、漫画以外の本はほとんど読まないのですが、先日仕事の帰りに新宿駅構内の本屋で小澤征爾と村上春樹の対談本を見つけ、思わず買って読んでみました。クラシック音楽はあまり聴きませんが、日本人として世界的に成功し、地位と名声を得ている小澤征爾という人物に興味があったのです。アメリカのボストン交響楽団の音楽監督を30年間努めて世界でもトップレベルのオーケストラに育て上げたのち、音楽界の頂点ともいえるウィーン国立歌劇場の音楽監督にまでなった小澤氏の、何か秘密みたいなものを垣間見れないかという期待がありました。

Ozawa

音楽と美術という違いはあれど、同じ日本人としてひとつの分野で世界の頂点にたった小澤氏を誇りに思うとともに、彼のあふれる才能や行動力をうらやましくも思います。自分もこの世に生まれてきたからには世界に認められるものを残したい、何かを成しとげたいという気持ちが本を読み進めるごとに沸々と湧き上がってくるのを抑えられません。もちろん小澤氏は若い頃から成功しているのに対し僕はもう40代半ば。才能も何もかも比ぶべくもなく、彼が目標などと言えば笑われるでしょうし、おこがましいことこの上ないわけですが、そういう気概を持ってこの先の人生を歩んでいきたいなどと考える今日この頃です。

リコーダーをやり始めてから多少は昔の音楽をかじるようになり、この本によって小澤氏の音楽を彼がまた病気で活動できなくなる前に一度でも生で聴いておきたいと思っていたところ、イープラスから来年3月に神奈川県民ホールで行われる小澤征爾音楽塾オペラプロジェクトの案内が。一般発売は来月ですが、先行で特別に1階のS席を販売しますということで、思わず買ってしまいました。

<小澤征爾音楽塾オペラプロジェクト11>
プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」(全2幕・原語上演/字幕つき)

音楽監督・指揮:小澤征爾
演  出:浅利慶太
装  置:高田一郎
衣  裳:森 英恵
照  明:吉井澄雄

管弦楽:小澤征爾音楽塾オーケストラ
合唱:小澤征爾音楽塾合唱団
合唱指揮:キャサリン・チュウ

演奏するのは由緒あるオーケストラではなく、オーディションで選ばれた、これから世界を目指さんとする若者たちです。したがって小澤氏の最高の音楽が聴けるというわけではないのでしょうが、上記の本を読んでいて、スイスや日本で彼の若者を育成する様子にとても興味を持ったので、これはこれですごく楽しみです。

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