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2012年7月 4日 (水)

ヒッグス粒子

ついにヒッグス粒子の存在がほぼ確実になったようです。

<ヒッグス粒子>宇宙の進化、解明に期待。Yahoo!ニュース

ヨーロッパのCERNにあるLHC(ラージ・ハドロン・コライダー)での度重なる実験の結果、ようやくヒッグス粒子といえるものが見つかったと。「LHCのすごいところは、膨大なお金をかけてまだ何も見つけられてないことだ」などと揶揄されていたようですが、これで面目躍如となったわけです。そもそもLHCが作られた最大の目的がこのヒッグス粒子を探すことですからね。ただヒッグス粒子が見つかったからといって、宇宙の謎がすんなりと解明されるわけではありません。むしろ、今の物理はヒッグス粒子があるという前提で成り立っているので、とりあえずそれが証明されたということで、今後はさらに量子力学と重力の理論をうまく融合できなければ宇宙の生成について説明することはできません

ということで、今週末から9月1日までの隔週の土曜日、全5回開催される量子力学講座に行ってきます。また、8月11日には「空間の相転移で質量が生まれるしくみ」という、まさにタイムリーな内容の講座にも行きます。ちなみに「相転移」とは水が氷に変わるような、状態が変化することを指す言葉で、宇宙もその創世記には空間自体が数回の相転移を起こしたとされています。

宇宙はビッグバンという火の玉のような爆発で生まれたということを、多くの人が聞いたことがあると思いますが、厳密には火の玉(非常な高温状態)として生まれたのではなく、急激に空間が広がること(インフレーション)で相転移を起こしたときに出る潜熱で宇宙は熱くなったんですね。水が氷になる際には実は潜熱と呼ばれる熱が出ます。それと同じで、まずは急激なインフレーションによって素粒子大の宇宙が光速より速いスピードで拡大し、相転移を起こして大量の潜熱が出た結果、火の玉のようになったわけです。

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