少し早めに家を出て、三ヶ岡山緑地経由で仕事場へ行きました。三ヶ岡山緑地は120メートルほどの小高い山で、尾根伝いにハイキングコースが設けてあります。仕事前のちょっとした運動にちょうどいい感じの山です。


いくつかコースがあり、「つつじコース」というのを歩いていきます。上の写真のスタートからゴールまで、ゆっくり歩いて1時間くらいです。

民家の間の細い道を上っていきます。登山道は民家が建っているうちは舗装されたきれいな道です。

民家がなくなると舗装のない普通の山道になります。山頂まで700メートル。

傾斜がきついところは階段になっています。この季節は暑すぎず寒すぎず、山を登るのにはちょうどいいですね。それでも陽が照ってくると汗ばんでくるので、上着を取って登ります。

三ヶ岡緑地は富士山のような尖った形ではなく台形をしているので、稜線を一気に登ると、あとは尾根伝いに比較的平坦な道が続いています。ここはちょうどその登り坂と平坦な道の境目にあたります。

登山道に生えている主な木には、このように名前が表示されていて勉強になります。これはクヌギの木。クヌギの木と言えばカブトムシなどがやって来る木として有名で、この木も樹液が滲み出ていました。

ふたつ上の写真にあるように「まむし注意」の看板があちこちにあるのですが、実際に遭遇したことはありません。その代わりと言うのも何ですが、この樹液にはスズメバチが集まっていました。それも性格がおとなしい種類ではなくオオスズメバチのようでした。これには十分注意してヘタに刺激を与えないようにしたほうがいいですね。
尾根伝いはこのような比較的平坦な道が続きます。


ここが山頂。ベンチやテーブルなど休憩できる設備があります。

山頂付近から見える景色。葉山の元町地区が一望できます。

こちらは逆方向。葉山御用邸、一色海岸、長者ヶ崎がきれいに見えます。一番手前の大きな建物は神奈川県立近代美術館。

こちらは第2の山頂というか、山が台形なので、山頂っぽいところがいくつかあるのです。こちらにもチェアやテーブルがあり、弁当を持って友人や家族と来るのもいいのではないでしょうか。ちなみに火気厳禁なのでバーベキューはできません。

ここから怒涛のように一気に階段を下っていきます。とにかく非常に急な階段で、年配の方は転ばないよう気をつけたほうがいいでしょう。

ひたすら階段を下り、俗に言う「膝が笑う」状態になります。この三ヶ岡山緑地を登るときは、今回僕が来た道順で行くのをお薦めします。反対にこちらから登ると、その地獄のような階段に精神的に打撃を受けるでしょう(笑)。
だいぶ下まで降りてきました。

葉山・真名瀬地区の町並み。一番左の白い建物に僕の仕事場があります。
